
| 入力周波数[MHz] | チューナの入力周波数[MHz] | IF out[MHz](周波数カウンタの読み) | IF out[MHz](推測) | 出力[mV] |
| 150 | 650 | - | 5 | 2 |
| 155 | 655 | - | 10 | 15.5 |
| 160 | 660 | - | 15 | 32 |
| 165 | 665 | 22.2 | 20 | 23 |
| 170 | 670 | 28.8 | 25 | 35 |
| 175 | 675 | 30.5 | 30 | 12 |
| 180 | 680 | 35.5 | 35 | 8 |
| 185 | 685 | 40.4 | 40 | 6 |
| 190 | 690 | 47 | 45 | 3 |
| 入力周波数[MHz] | 出力[mV] |
| 150 | 0 |
| 155 | 5 |
| 160 | 15 |
| 165 | 20 |
| 170 | 16 |
| 175 | 12 |
| 180 | 8 |
| 185 | 5 |
| 190 | 1 |
| 入力周波数[MHz] | 出力[mV] |
| 160 | 15 |
| 162 | 22 |
| 164 | 21 |
| 166 | 20 |
| 168 | 18 |
| 170 | 16 |
TVチューナのIF出力の帯域幅は 15[MHz] ぐらいあり、 キットでは IF 出力を 5.5[MHz]を中心に利用しているが、変換効率が かなり悪い領域を使っていることがわかる。17-19[MHz]あたりを利用すれば 変換効率が良さそうである。
注: 参考文献1によるとチューナの IF 部分には 31MHz 付近、参考文献2によると 30MHz付近のフィルタが入っていること。 このチューナユニットはコイルをいじってしまったので ずれている可能性と、出力の大きさを見ているオシロ(帯域10[MHz])の特性の 影響がある。 参考文献2の周波数コンバータは有効と思われる。
TVチューナの入力に対する IF 出力(CF10-24 のフィルタ出力, 挿入損失は ここでは無視できる)は、
| TV チューナ入力[dBm] | IF出力[dBm] |
| -60 | -80 |
| -50 | -70 |
| -40 | -60 |
IF出力が -80[dBm]以下では S meter 回路が働かない(下記参照)。 TV tuner が、-100[dBm] の入力に対しても正しく働くのなら、 IF出力の先で、+40[dB] のアンプを入れることで 70[dB]の ダイナミックレンジが確保できることになる。 しかし、 MAR-1(単体で平均電力利得18.5[dB](@100[MHz]),15.5[dB](@1[GHz]), NF5.5[dB], アンプを組んだ時にはこれより落ちるはず) を使ったアンプを挿入したところ、うまくいかなかった。 ノイズレベルが上がって、ダイナミックレンジは増えなかった。 TV tuner が動作していても、 かなりローノイズのアンプでシールドをきちっとしないと ダメそうだった。
フィルタなしで、LA1150につないだ時の S meter 出力を測ってみた。 チューナユニットのチューニング電圧は固定し、AGC電圧 12[V]をとした。 スペアナアダプタに 60MHz 台を入力し、 スペアナアダプタで 500[MHz] と混合したので、 チューナユニットには 560MHz 台が加わっている。
周波数一定での LA1143 の S meter 出力電圧を SFE5.5MC2 あり/なしで測ってみた。
セラミックフィルタに交換した時の、S meter 出力を測ってみた。 チューナユニットのチューニング電圧は固定し、AGC電圧 12[V]をとした。 スペアナアダプタに 60MHz 台を入力し、 スペアナアダプタで 500[MHz] と混合したので、 チューナユニットには 560MHz 台が加わっている。
21.7MHz のフィルタを入手した。中心周波数以外は不明だが、帯域は 30kHz ぐらい だった。同時に中心周波数 58MHz のフィルタも入手したが、こちらの帯域は測って いない。
LA1143 の入力周波数に対するSメータ出力の依存性を測定した。
SGから信号を出し、スペアナアダプタ全体の出力 (Low pass フィルタから入力し、ミキサ、ハイパスフィルタ、TVチューナ、 バンドパスフィルタを通った後の、LA1143の出力)をフィルタを変えて測定した。
次に 21.7MHz のフィルタを使った時のオシロの表示の様子を示す。 入力周波数は、436.375MHz で、横軸は 2[MHz/div], 縦軸は 0.5[V/div]もしくは 1[V/div] である。目的のピークの横に子供がいくつもいるので、感度を落し て、10.7MHzのフィルタを利用した方が良かったかもしれない。
-90dBm(0.5V/div)
-80dBm(0.5V/div)
-70dBm(0.5V/div)
-60dBm(0.5V/div)
-50dBm(0.5V/div)
-40dBm(0.5V/div)
-30dBm(1V/div)
-20dBm(1V/div)
-10dBm(1V/div)