この文章は、個人的なメモです。作業にあたっては他のWeb pageを参考にしました。 これを参考にしての作業は自己責任で行ってください。 失敗しても知りません。
まずは、バッテリ、バッテリカバー、バックアップバッテリ、増設メモリ、メモリスロット部のカバーを
外し、裏側の二本のビス(赤丸)を外します。
表に向け、キーボードをとめているビス二本を外します。
左側のキーボード止めビス
右側のキーボード止めビス。つめを外したのでキーボードが浮いている。
つめを外してキーボードを外します。フラットケーブルが上下にあるので、
勢いよく持ち上げるとケーブルが切れます。液晶側のケーブルを先に外すといいでしょう。
フラットケーブル二本(キーボードとトラックポイント)とスピーカ二本(左右)を外すとキーボードが外れます。
手前のトラックポイントのフラットケーブルの爪は上に持ち上げるタイプです。
上に持ち上げるタイプなのは、トラックポイントと右側のI/Oコネクタのケーブルです。
ビス6本と、フラットケーブル二箇所(コネクタ三つ)と、マイクのコネクタを外します。
左のカードスロットのボタンが引っかからないように注意し、裏のメモリスロットのところから
押します。
これでメイン基盤がハードディスクや、カードスロット共に外れます。
メイン基盤が抜けたところ。
これまでに外した部品(キーボードを止めているビス一本除く)。
HDDはメイン基盤にビス4本で留まっています。ついていたのは、外側にねじ穴があるタイプの
日立製の9.5[mm]厚のHDDでした。
同じ 9.5[mm]厚の HDD でもプラッタの枚数によって内部の余裕(すきま)が異 なるようです。枚数の多い(容量の大きい)ドライブを入れると、ボディを右手 で掴んだ時に底ケースが歪み、ドライブが圧迫されて、異音が出ました。その まま使い続けるとドライブの故障になると思われるので、底面を補強するか、 プラッタ枚数の少ないドライブを使った方がいいようです。 そこで底面を補強(アルミ板を外から貼る)しました。 補強の位置が自分でわからないようなら、交換はしない方が無難かもしれません。
12GBのHDDにしたところ、BIOSが対応していませんでした。 そのため、Winodws 98の起動ディスクや、リカバリー用の起動フロッピーの fdisk がHDDを認識できませんでした。 IBMからアップデータを持ってきて最新のBIOS(1999/2)にすると、 正常に認識されました。
付属のリカバリー用フロッピーは、BIOSのカードスロットのモードが「カードバス」に なっていない(「互換」モードになっている)と、PC Card を認識できないようで した。「カードバス」モードにしておくと認識できました。
また自動でパーティションを割り当てると、うまくいかなかったので、一度ツールを 終了しDOSにして、fdiskを使って領域を確保し、その領域にインストールするとうまく いきました。