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[nikomat:00795] Re: Reflex 500/5
佐藤@富士総合研究所です。
いげたさん:
> 服部さん:
>
> >>標準より短い玉で、開放でとるとみんな、デロンデロンですよ。
>
> この、”デロンデロン”というのは、具体的にどんな感じの写りを指すのでしょう?
> たしか、前によしださんも、Auto Nikkor 50mm F1.4のことをこのように表現されて
> いたように思うのですが、、、
>
> コントラスト低い、全体に眠い感じになる。
> 星像にもしまりがない。球面収差がよくみえる。
> 周辺にいくと、非点収差がでて、星がいっそうでっかくいびつになる。
> さらに色もついて、大変きれい^^;
>
(1)オートニッコールS 50/1.4 と
(2)AIニッコール50/1.4(AIsの出る一年前位のもの)
の双方を絞り開放近辺で、子供の顔をよく撮っていたときの印象ですが、
ピント面
(1)ピントの合っている場所は判る。判るけれど皮膚がザラザラ
とした感じ。産毛もそう思って見れば見える。
(2)当然ピントの合っている場所は判る。皮膚が滑らかで如何にも
赤ちゃんの皮膚。産毛の軟らかさが素直に出る。
ピント面からアウトフォーカス部にかけて
(1)急激に崩れていく
(2)ジンワリと崩れていく。
バックのボケ(壁や家具)
(1)物体から出る光がゴチャ混ぜになって、壁らしきもの家具らしき
ものと判る
(2)物体からの光が、それぞれで固まりを形成していてボケたもの同士の光が
干渉し合わない
バックのボケ(木洩れ日)
(1)無数の光の点が縦横に干渉し合っている。
ボケた枝がドギツク輪郭を主張する
(2)光の点が柔らかくそれぞれの存在を主張する。
ボケた枝がそのままで樹の形をなす。
こんな感じでしょうか。
#AIsの方は誉め過ぎか?