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[nikomat:01052] Re: Nikon New FM2 Titan is sold for $629 in US!!
日浦@大阪大学です.
#恣意的な引用ではありません(^^;この2つに関連することなので.
Koji Yoshida さんが 0:07 AM 96.2.23 +0900ごろに
>これって 日本で値上がった newFM2 の実売り価格といくら
>違うの? 今 $1.00 = 105.50円 くらいでしょ?
newFM2 って,今カタログを貰って見てみるとつるつるのアルミ羽根
の写真が載っているので,全ての newFM2 からそうだと思ってました
が,実は初期の NewFM2 のマニュアルが手元にありまして,その説明
で「シャッターはチタン」「特殊な加工技術」と書いてあり,写真も
全部肉抜きされたシャッターが写っています.
これって,いつごろ変更されたのでしょうか?もし中古で買うなら,
チタンがいいななんて思っていましてf^^;;;
>ニコンおもしろレンズ工房×3セットと交換しない?(冗談)
おもしろレンズはやっと全パターン撮ってきて見ていますが,
天気の悪い日に撮ったもので,しかも暗いレンズなので,
腕の問題から何とも言いようがなくなってしまいました・・
ぎょぎょっと20はともかく,どどっと400は(持っている三脚
がフニャいこともあって)もう一度天気のいいときに撮ってきたい
と思います.
カメラはFE,フィルムはエクタクローム100で撮りました.
スクリーンは全面マットだったのですが,絞り込みがないのでこれ
がこのまま写るのかと思うとピン出しがいやになります.特に400mm.
まずは120mm マクロですが,ポートレートのような遠距離からでも
ちゃんと写ります.解像度的にはネガでプリントしてしまうと問題
ないぐらいだと思いました.近接でももちろんキレイに写りますが,
絞りがないので被写界深度が調整できないのが困ります.レンズ枚
数が少ないのが幸いしているのか,色調的にも他の Nikkor に負け
ず劣らずだと思いました.ただ,最近の汎用ズームレンズ等にもマ
クロ機能のついているのが多いです(私が使っているのはタムロン
の 28-70/3.5-4.5 です)が,それと大差ないと思いました.
マクロレンズとしては絞りがないのが致命的ですね.
ソフト 90mm に設定した場合は,評判通りすごいソフト量です.
使ってみた感じでは,近距離の方が芯が出やすく,遠距離では霧が
かかったようになってインパクトのない写真になりがちだと思いま
した.試しに松の木をポートレートのつもりで撮ってみましたが,
ソフト量が多いので,エアブラシで適当に吹きつけたような写真に
なってしまいました.
ソフト量が多いので,主となる被写体をいっぱいになるように写さ
ないとだめだと思いました.マクロと鏡筒が共通なので,かなり寄
れる点を活かして花をクローズアップしたりすると綺麗な写真が撮
れました.
ということで,この一本は,
○近接ではソフト設定が楽しい.顔のアップ程度がいいかも.
○上半身のポートレートぐらいの写真で,120mm は使い手がある.
これぐらいでソフトを使うと良く分からない写真になる.
という感じです.
次にぎょぎょっと20ですが,これが一番楽しいです.縦位置・横
位置を縦横無尽に使っていらない部分を切る努力が必要ですが,魚
眼の歪み量がとても快適でした.(学校の16/2.8 魚眼は,ちゃんと
魚眼なので,画角が広すぎて・・)解像度も高いと評判なようです
が,たしかに中心部はいいものの,四隅がかなり乱れています.
四隅に木などが写るとてきめんに分かります.撮りに行ったのは
夕方の清水寺だったのですが,広角なのであまりぶれた写真はあり
ませんでした.絞りもフォーカスも無いので,AEで撮ると写るん
ですを使っているみたいです.
最後にどどっと400 ですが,遠景を中心に写してみました.ピント
を出すのがけっこう難しいです.遠くの煙突や船などを写しました
が・・解像度はともかく,コントラストがそれほどないのかな,と
いう感じです.これは天気のいい日にもう一度チャレンジする必要
がありそうです.
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私の研究室の Web Server(私のホームページ内になるのですが)
に,この ML のホームページを作成しようとたくらんでいます.
まだ HTML を勉強中で,かつ研究紹介等を充実させてから私的な作
業をするべきであるという我が研究室の同意事項があるので,もう
少ししたら公開します.
ホームページ内に,写真等のギャラリーも設けたいと思いますので,
こちらのMLとリンクした形で利用して頂ければと思います.
ちなみに,アドレスは,
http://inolab_712c.sys.es.osaka-u.ac.jp/~shinsaku/index.html
内になる予定です(長いですが.)
--- 日浦 慎作 Shinsaku HIURA ---
--- 大阪大学 基礎工学部 システム工学科 DC1 ---
--- Dept. of Systems Engineering, Osaka UNIV. ---