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[nikomat:01068] Re: Nikkor 50 F2 class lenses(Re: Ser.E70-150/3.5)



佐藤@富士総合研究所です。

ニッコール50/2クラスの改訂版。
拙速の見本かも。
変なところは指摘して下さい。
(?)付きのところ、是非、確定をお願いします。


名称                 明るさ  群−枚  絞り羽    爪   爪用の  コート
                                                    ポンチ 
Nikkor S Auto    50     2      5-7     9(?)     o     -       s.c
Nikkor S Auto    50     2      5-7     7        o     -       s.c
Nikkor H Auto    50     2      4-6     6  前期  o     -       s.c
Nikkor H Auto    50     2      4-6     6  後期  o     -       s.c
Nikkor H.C Auto  50     2      4-6     6        o     -       m.c
New Nikkor       50     2      4-6     6(?)     o     -       m.c
Ai Nikkor        50     2      4-6     6(?)     o     -       m.c
Ai Nikkor        50     1.8    5-6(?)  7        o     -       m.c
Ai Nikkor        50     1.8s   5-6     7        x     o       m.c     thin
Ai Nikkor        50     1.8    5-6(?)  7(?)     x     x(?)    m.c  外 
Ai Nikkor        50     1.8s   5-6     7(?)     x     x       m.c  外 thin
Nikon Lense 
      Series E   50     1.8    5-6     7  初期  x     x       s.c  外 thin
      Series E   50     1.8    5-6     7  後期  x     x       s.c  外 thin

H 50 の前期、後期は距離環の幅と絞り環のローレットの違い。
E 50 の初期は鏡胴がプラスティック製、後期は絞り環以外金属。
外 は輸出バージョン
Ai 50/1.8s の輸出バージョンは複数ありそう。
(距離環のゴム、部材の金属/プラスティックの使い分け等)。
絞り羽根の 6から7への変更は自信なし。
(つまり、H や H.Cの途中で7枚になっているのかどうか)

S銘だけど中見は H  という話も出ていたような(逆だったかな)?

昭和47年発行のニコンのシステム解説書(写真工業)を見ると、
まだ Cレンズは登場していなくて、それでも、 Nikkor N Auto 28/2、
 Nikkor N Auto 35/1.4 には既にマルチコートが部分的に採用されています。
H から H.C への切り替わりの頃に、H銘でマルチコートを採用したバージョン
があってもおかしくはないですが、ま、無責任な想像の域は出ません。

#  同書で、Nikkor S Auto 50/1.4 の絞りは 7枚とあります。私の持っている同名
#  レンズ(昭和41年購入)は6枚絞りです。

この手の表は、やっぱり真面目なコレクターにお任せするのがいいみたい。
現物をためつすがめつ調査して、でないとね。信頼性が出ない。