[nikomat:02583] Re: DP-1

[Koji YOSHIDA <yd@nikongw.nikon.co.jp>]

よしだ＠ないこん です。

In message <199702070748.QAA07527@gwA.kyoto-inet.or.jp>
   "miuraken@mbox.kyoto-inet.or.jp (Miura Ken)" wrote:
 > F2 Photomicを愛用していますが、どうもこのPhotomic Finder DP-1の抵抗部が寿命
 > を迎えてしまったようです。絞り環あるいはシャッター速度ダイヤルを少しうごかす
 > 度に、指針がぎくしゃくと左右に振られるという不穏な動きを見せます。

これは、耐摩耗対策の有無に関らず、或る程度使っていると起こります。
私の（趣味としての）修理経験から、原因としては、ゴミの混入というのは
比較的 稀で、たいていの場合、抵抗リングをガイドしている３つ（４つだっ
かたかな？）のローラーの締結部のガタのせいです。ローラー中心のネジを、
ローラーがスムーズに回転する範囲で増締めすれば良いです。締めすぎかど
うかは、シャッターダイヤルを回転させたときに感じる抵抗で 読み取って
下さい。シャッターダイヤルが、バネで ちょびっと戻ろうとする力が 多少
感じられる程度のユルユルさあたりじゃないと、糸が伸びたり切れたりしそう
です。

 > これが昔の話題にあった「抵抗部の寿命」ではないかと推測したわけです。

抵抗部の寿命の場合は、露出そのものが 狂います。
全般的にドリフトするのではなく、局所的に狂うのです。

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