[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[nikomat:04624] Re: Hi



日浦@MHIです。

SATO Yoshiyuki <sato@cyg.fuji-ric.co.jp> wrote:
>日浦さん:
>> CONTAX S2は評判悪いのですが,淘汰の中なぜか生き残ってるんだなー。
>> やっぱり最初に買ったものは愛着が出ますねえ。
>スポット測光で写真を本格的に始めた、
>ということが、その後の写真のスタイルとか方法論とかに
>影響を与えてますか?

難しいご質問です。
あとからスポットを使い始めても,雑誌に書いてるようなラチチュードの
把握とかハイライト/シャドウ基準測光などのテクニックは同じように
身につくものだと思います。

でも,スポットで馴染んでしまったから,平均測光は苦手です。結局知りたい
場所の明るさがわからないことがありますから。ハイライト部の比率から,
プラス1段なんて言う計算は,難しくてできそうにありません。

でも,最近は露出計不要論者でして,リバーサルの場合でも,くもりの日に
「どれぐらいの曇りか?」という参考程度にしか使わないですね。
1度測れば,天候が変わらない限りその後はヤマカンです。
これは,スポットでも平均測光のContax IIIaでもほぼおなじですね。
SWCを使うときも,セレン式の単体露出計で天候だけ読んでおいて,
後はヤマカンで撮ってます。
平均測光+マニュアル機の場合は,こういう撮り方のかた多いんじゃないですか?

ただ,私の場合は,カラー写真ONLYで,モノクロのプリント作業は行ったことが
無いので,暗室でイメージ通りの絵を作っていくなんてことは蚊帳の外です(^^)
ほんとは,これが難しいんだと思います。カラースライドの場合は,フィルムの
性能通りシーンにラチチュードを重ねればOKなんですから。

>そのころ常用にしていた富士のベロナという印画紙について
>「黒の調子をしっかり目におぼえさせるのだ」と言ったのが唯一の指標で
>ネガの調子はその黒に合わせて現像するようになっていったわけです。

黒だけでも,InputとしてのシーンとOutputとしてのプリントとが対応付け
られているとするなら,ゾーン法のSubsetの習得者ということになりますね(^^)

>> #このZレンズ幼児体験が刷り込まれてしまったかも。あひるの赤ちゃんみたいに。
>で、903SWCにたどりつく。
>うーむ、Nikkor S AUTO 50/1.4 から始まった私の行く先は?

これも難しいテーマです^^;;
SWC的に「たどり着く」ものは6mmでしょうか。
S用50/1.1や35/1.4などにたどり着くのもテです。

では

----
日浦 亮太
三菱重工業(株) 高砂研究所 機器・自動化装置研究室
 
Ryota HIURA
Machinery Labo, Takasago R&D center,
Mitsubishi Heavy Industries, LTD. Japan
 
email to hiura@trdc.mhi.co.jp