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[nikomat:04767] Re: AF Coupling
小林です。
#04753
>あれは72年頃でしょう。ニコンから送られてきたニッコールレンズ読本
>(あのころは分厚かった)の終わりの方に載っていた250枚バックにM
>D1つきF2フォトミックにくっついてた試作品ニッコール。焦点合わせ
>が自動!というので子供心にびっくりしました。いつか、こんな時代にな
>ると。たしか80/2.8だったとおもいます。黒くてざらざら塗装で、正面か
>ら見た形はでっかい蒲鉾の断面みたいだった。当然モーター内蔵。
>
>あの本、もう一度見たい!
>ガキの頃、毎晩指くわえて眺めていたあのニッコールレンズ読本、どこか
>で手には入らないかな〜。アレを毎晩眺めて、6/2.8だ、op10/8だ、2000/
>11だ、フォーカシングユニットだ、ベローズ用だ、メディカルだ、ウルト
>ラマイクロニッコールだ、とレンズの姿だけ、スペックだけが脳味噌の
>奥の方に沈殿して封印されていました。そう、ワイングラスが斜めに並ん
>でいる写真があって、普通に撮ると一部しかピントが合わないのが、PB
>4を使ってアオるとパンフォーカスになるという写真が載っていたっけ。
>巻頭には、木村伊兵衛の沖縄のシャクナゲ(カラー)、土門拳のお寺の門
>柱(モノクロ)。三木淳、遠藤周作(フランス留学当時、下宿の婆さんの
>写真を撮ったら頭がちょんぎれて嫌な顔された。北杜夫にクソミソにけな
>された写真が木村伊兵衛審査のコンテストで金賞になった)、北杜夫がエ
>ッセイを書いていた。焦点距離とパースペクティブの作例が大阪万博の太
>陽の塔だった。
すごいなあ、よくいろいろ覚えているなあ。(最近は特に)記憶力が
死んできている私は本棚から二っコールレンズ読本3(’72年11月)を
取り出して見直してみたのでした。たしかこの本は、ニコンFを購入した
ときにもらったもののはずなんです。
「屋久島のしゃくなげ」は土門拳のでした。木村伊兵衛は「沖縄にて」と
いう作品でした。「画角の変化」はお書きのように大阪万博の太陽の塔
でした。うーん、すばらしい記憶力ですね。
あ、そうだ。F4買ったときのカードをまだ出してなかった。なんか
貰おうっと。
>#そのくせSAO星図、セキ写真星図なんてのが残っている。
そのSAO星図って、もしかして関さんのところから入手ですか?
私の持っているのは関さんのところからのです。
小林 時美 フジカラー現像所 (株)日本色彩 業務部
87527385@PEOPLE.OR.JP