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[nikomat:06262] Re: Nikon 50mm/F1.8 Lenses



ひうら@きょうだいです。

寄生虫、じゃなくって、帰省中、マキナを OH に出しました。

実は、(行ったことのない)半身百貨店9Fの修理屋にでも
見てもらおうかと、大阪に出たのです(ついでに八百富で
9k円の商品券を消化しに)。しかし、百貨店は休み。

仕方がないのでそのまま四ッ橋に出て、日研テクノの所在地を
探しだし、OH にだしてしまいました。

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(2車線とかではなく、センターラインもないような)
表通り裏道に面した、なんでもない雑居ビルの 2F, 3F に
隠して、ではなく、かくして会社はありました。
昔バイトで働いていたソフトハウスを髣髴とさせました。

玄関もないので、ずかずかとビルに入り、階段を上がり、
ドアを開けると、そのなかは恐怖のカメラ巣窟。
プチプチに包まれ、タグのついたカメラが、至るところに存在し、
アルバイトと思しき20代の人が10人ばかり、発送作業に追われて
右往左往しておられました。

ちょろっと見たところでは、「フジカラー***」とかいろいろ
タグがありました。DPE 屋とか普通のカメラ屋に持ち込まれるような
コンパクトカメラが、たくさん回ってきているように思えました。
(メーカ修理の下請もしているとの話も聞くが?)

床にはブルーのプラスティック製のワゴンケース(70cm * 50cm * 50cm
ぐらい)がたくさんおかれていて、カメラで埋められていました。
部屋の半分は物品棚に占拠されていて、こちらも棚にカメラがたくさん
おいてありました。

どうやら受け付けらしきカウンターが手前にあります。物色しているだけ
ではアブないやつだと思われかねないので、声をかけると、そばにいた
僕と同じぐらいの年格好の方(女性)が「修理ですね」と、発送作業の
手を休めて応対してくれました。

「これなんですけど・・・」と、取り出すと、「あ、マキナーですね」
と言う声。むむ、できる。「とくに不具合と言うほどでもないんですが、
ファインダのごみと、モルトの清掃。あと、ちょっと前ピンになるんで
すが、直るでしょうか」と聞くと、受け付け伝票にすらすらと書き込んで、
「これ、メーカー修理になりますから、一応見積もりしてご連絡しますね」
と、頼んでしまうことになってしまいました。

「エッ、メーカー修理って・・」って言うと、「いえ、あるんですよ。
扱ってるところが。日本プロフォト・・・(よく聞こえなかった、こういう
風に聞こえた)」とおっしゃるので、何も言えずそのまま預けて帰って
来てしまいました。

しかし、この「メーカー修理」って、一体なになんでしょうか。
どなたかご存じないですか?
(そのうち僕の方でも分かるかもしれませんが。この「メーカ」とやら
の OH がいくらぐらいになるのかも)。

もしかしたら、プロ用の洋物を一手に扱う商社みたいなのがあるのかな?
ハッセルとかローライとか、シュナイダーの扱いとかはわりとはっきり
してますが、リンホフとか、どこが扱ってるんでしたっけ。

しかし、よくよく考えると、こういう OEM ものの修理って
どういう風に扱うんでしょうね。しかも Nikon - FM10 のような
ラインと違い、会社 - ドイツ、ブツ - 国産 OEM ですからねぇ。

それはともかく、(もうないと勝手に思ってた)プラウベルも、
ちゃんとドイツに現存してるみたいですし(interOpt か何かの
出展社一覧に挙っていた、何を作っているのかは不明)。

できたら部品の在庫状況とか、どれぐらい復活能力があるのか
など、探りを入れておきたいと思います。
(というのは、とっても ^2 描写が気に入ったから。fj で言うと
また怒られるから言わないけど、けっこうイケてると思います。
開放ではややコマ収差がありますが、1-2段絞ると、かなりすっきり、
遠景の大木などでも葉っぱや木漏れ日が団子状になりません)

よしださん:"Nikon 50mm/F1.8 Lenses," nikmat-ML, No.05836 (1997)
>  > > マキナは、沈胴時だからといって ラフに扱わないように!
>  > > 元上司は、去年 これで ファインダー対物側ガラスを割ってしまいました。
>  > 
>  > で、直ったんですか?
> 
> そのままです。^^;;
> 幾らくらいで直るか 聞いておいてちょうだいな。

これ、聞けませんでした。
見積もりをもらうときかなにかに一度聞いてみましょう。
でもあれ、見た感じはただの平ガラスの接着ですよね。
ガラス細工出来る修理屋だったらどこでもやりそうな。

#先に出た「阪神百貨店9F」の修理屋も、どこかの受け付けという
#わけではなく、おじさんがやっているそうなんですが、なかなかの
#強者で、幕の張り替えなどはほとんどなんでもやるし、
#ミラーの汚い一眼などは、新しいミラーをガラス切りで切って入れて、
#調整までするそうな。ペンタックスの旧形などはけっこう頼りに
#なるという噂です。

#個人的には、マキナはマルチコートのガラスに入れ替えたい気もする

ちなみに商品券は SB-23 に化けました。

そうそう、プラウベルそのものに興味があるわけではない(Nikkor
のついたプラウベル機は 67 のマキナだけ)ですが、八百富本店
には Plaubel Makina II という(つまりは Mamiya six -> New Mamiya 6
と同じような関係の、昔のシルバーぎんぎんの 69 機。大きさも、雰囲気
もマミヤシックスそっくり。アンチコマーとかいろんなレンズがあるみたい)
のが売ってました。パンタグラフ構造は伝統なんですね。
ちょっとだけ、欲しくなりました。

こうなると、プラウベル・プロシフト(スーパーアンギュロン+外付
ファインダ?69 かな。)とか、大判系も見たくなります。

ちなみにアイレスフレックスも見たことがないと前に書きましたが、
しっかり2台も売ってました。でも両方とも Nikkor ではなかったです。
たぶん高いんでしょうね?