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[nikomat:07342] Re: FE かFE2 か?
ひうら@きょうだいです。
> > > TTLストロボが使用できないこと,といった点が
> > > 私には痛いです.
> >
> > これは痛いですね。
>
> 普通のTTL調光って ど真ん中構図専用(or画面内 平均調光)だと思って
> るんですが 違うんですか?
調光範囲と構図を直接結び付ける考え方、これは、違うでしょう。
まず、測光よりは、わりと平均に近い分布です。少なくとも、
被写体がツーショットで、中抜け構図でも、オーバーには
ほとんどならないです。
次に、主要被写体はほとんどの場合背景よりも前にありますが、反射
光の強度は距離の自乗に反比例しますから、白い壁の手前に立って
もらったような場合でない限り、背景の影響は比較的小さい。
つまり主要被写体が真ん中にあろうが少々片寄っていようが、主要
被写体(が一番前と仮定すれば)を重点的に調光してくれます。
むしろ問題視すべきは、撮影領域に占める被写体の面積です。
これが異常に小さいと、オーバーになります。
だからこれと被写体反射率をちゃんと意識して補正すべきです。
> # TTL−BL調光 は もうちょっと 賢い。
分割調光ですから、被写体の配置が画面の左右に片寄っていても、
わりといけると思います。
が、やはり、被写体面積の問題はあるはずで、縦位置ツーショット
でも、全身像の場合などではやはりオーバーになるのでは?
分割することによる差異はないはずです。
> # 3D−TTLだと 主要被写体が ど真ん中でなくても(距離情報から主要被
> # 写体はジャスピンの位置であろうと判断してくれるから)良さそうですが。
これは GN 調光の考え方が入っていますから、良いでしょうね。
あとプリ発光の効果も高いかも知れません。不当に高い反射率
の場合にも対応しているというのはグレートです。
> だとしたら、精度の良い 外光オート&発光量補正付きストロボ のほうが
> コントロールし易いと思うのですが。。。
まず、外光オートでは発光量補正は普通必要ないですね。
絞りとの差でコントロールします、僕の場合。
また、SB-22 とか 15, 17 みたいに1、2種類のF値しか選べない
タイプでは、その飛び幅はいいのですけど、そのF値がかなり絞り
込んだ値(F4, F8 など)しかないので、背景がつぶれてしまう&
GN が足りない場合がある&チャージ時間が長いのでいただけないです。
少なくとも F2 までは使いたい。特にバウンスするときは致命的です。
GN=25, F4 だと直当てでも 6m ですから、バウンスだと 2m 近辺が
せいぜいでしょう。高感度フィルムでも対処不可能。
#こういう意味では SB-20 の、スライドスイッチで1段ごとにバチバチと
#F2 - F8 まで変更可能(ISO100)は良い。LCD 式でも SB-26 みたいに
#アップダウン式はよいと思いますが、ナショナルのストロボットみたい
#に一方通行はちょっと使いづらいです。SB-20 を勧める理由はここに
#つきます。
で、コントロールについてですが、外光オートは調光範囲が標準レンズ
から広角レンズ主体、つまり広いので、面積の問題はさらに顕著です。
撮影画角に対応していないですので望遠だと致命的、180mm では
もはやほとんど使い物にならない。同様に、望遠レンズ使用時
の日中での精度も不安です。たとえば、明るい背景をバックにした
木陰の人物などでは、背景明度が問題になるでしょう。
#傘さしたキャンギャルも同様かも ^^
同様に望遠レンズで画角外に追い出したはずの物体の影響も受ける
(たとえば壁際から撮影)のは困ります。
しかし露出補正で調光補正するのもお世辞にも使いやすいとは
言えませんが・・
あとフヌケた意見としては、 TTL では操作ミスによる失敗が
遥かに少ないというのが挙げられるでしょう。
実はこれが一番重宝 ^^;;