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[nikomat:10594] Report of the Konica Sepia Film



こやの長文堂です。

先ほどのセピアプリントの仕上がり。これは美しい!
感激ものでした。

わかったこと。
・ISO400だから粒子は細かくない。けど、使いやすい。
・AF85/1.4Dの2段落とし、みたいにシャープでハイ
 コントラストなレンズは向かない。

 #クラシック調のプリントと描写がマッチしない。

・最低限、AiED180/2.8S開放で接写リングかますぐら
 い甘くしないとダメ。
・ソフトレンズはすごく合う。
・愛用のペンタソフト120ならF5.6ぐらい。
・ヘクトール125とか、タンバールとか、ヘクトール73
 とかが良さそう。ズミクロンは止めた方がいい。

 #ノクチ〜。

−−−−−−−−−−

経済面について。

・フィルムが高い。 @¥420/24枚

・フィルムの特性を知っているから言えることだが、、、
 C41で現像して、普通のカラープリントの紙で焼けば
 適当にセピアになるようなバーコードが書いてあるはず。
 技術的に言えば、普段の0円プリントと同じ料金でいけ
 るはず(=¥680@24枚フィルム)。

・が、現像¥500、プリント一枚20円が25枚で10
 00円かかった。

・普通の人なら怒るだろうが、私は怒らない。

 理由1)いつも三菱の紙を使っているラボが、わざわざ
     コニカの紙に換えて焼いている。
   2)それだけセピア色に気を使っている。
   3)セピアっぽい色だったら簡単に焼けるが、まと
     もな色にするのは簡単じゃない。
   4)当然、何回か焼き直ししていると思われる。
     仕上がりの良いモノは高くて当然である。

 さらに、

   5)ヲタクで名高い長文堂の注文、オペレーターは
     警戒して作業しているはず。
   6)カリカリのレンズと、ソフトレンズで同じモノ
     を撮り比べている。これは尋常じゃない。
   7)長文堂がセピアフィルムと、ラボを試している
     ことに当然感づく。
   8)焼き直しの枚数が更に増える。

・普通の人でもリバーサルで撮ったと思えば腹立たない。
 長文堂は70年代に入ってもカラーがとても高かったこ
 とを覚えているしぃ。

・C41の現像が¥500@24枚なら普段のカラーネガ
 の0円プリント¥680@24枚の場合、L版プリント
 24枚で¥180、つまり¥7.5@一枚でプリントして
 いることになる。これでも利潤が出る。
 
・近くに24枚を出すと¥1200ぐらいかかる45分ラ
 ボがあるけど(ワタシが満足する仕上げではない)、い
 くら儲けてるんだぁ?


今回のプリントは良かった。女房が見たらきっと喜ぶ。
ウエディングドレスなんか最高であろう−>日浦さん@兄

古谷野 有@筑波大学低温センター
koyano@bk.tsukuba.ac.jp