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[nikomat:10993] Re: [-yota][B/WEnlarge]



長文堂です。

サッカー勝ちましたねぇ。よかったですねぇ−>サッカーファンの皆様

大越さん:
>> 元々の処方がかなり濃い現像液もあります。それを使用寸前に
>> 希釈して適度な濃度にします。近頃のTmax現像液だって、
>> HC110だってそうでしょ? D72は原液を1:2とか1
>> :3に薄めて使うように指定されています(濃縮液というのか
>
>あ、そういうのがあるのは知っていましたが、指定よりも薄めて使うことがあるの
>だとは知りませんでした。

そうじゃねぇっす。薄めて使うのが指定なんです。

クロロブロマイド:原液1に対して水2 21℃60秒
ブロマイド   :  1     4 21℃90秒

で使うのが普通でございます。1:2が標準だそうです。
アンセルはブロマイドに対して濃いめで使っているのかも
しれませんね。

#確か、昔のゲッコールだったか、コレクトールだったかも、保存液を
#2倍に薄めて使うのが指定だったとおもう。

>
>> な?)。なんでも濃い液の方が保存性がいいそうな。で、使う
>> 寸前に薄めて使い捨て。
>
>フィルムではやったことがあります。まあ、考えてみれば一緒のことですね。

フィルムの場合、たとえばD76の1:1という場合は原液で使えるD76を
1:1に(つまり薬の濃度が半分になる)薄めて使い、鮮鋭度の向上を狙うん
です。印画紙現像液を希釈しても鮮鋭度の向上は期待できませんから、積極的
に薄めて使う理由が思い当たりません。何かあるんですか? 教えて下さい。

#ウオーターバス現像というのはあるけど、これは別の話。

D72の場合は原液(このままでは使えない)を1:2〜4に薄めて使います。

1:1とか1:2というのは原液(=保存液)に対して何倍に水増しして使用
するか、という意味だけでございます。


古谷野 有@筑波大学低温センター
koyano@bk.tsukuba.ac.jp