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[nikomat:12507] Re: [-yota][S3 catalog]
よしだ@AI屋 です。
In message <199712150800.RAA28480@icho.ipe.tsukuba.ac.jp>
"[nikomat:12504] Re: [S3 catalog]"
"takada@ipe.tsukuba.ac.jp (takada)" wrote:
mgm> でもさすがに、¥48k でも、「蛙に鳴くな、蚊って泣け」と言われておりますし、
mgm> カタログのコレクションには最適のお品です。
takada> #「蛙に鳴くな、蚊って泣け」
takada> #蚊になると蛙に食べられてしまうので泣けてしまうとが、蛙になれば蚊を食べら
takada> #れるから、ゲーゲー鳴かずに待てというような格言でしょうか? :-)
この話で 思い出した ヨタ噺だす。
その昔、仮説推論はやりし頃、阪大 産研 溝口研にて。。。
# 当時 ydは MHI社員。
自然言語に対する人間の聴覚認識率は 高々50%くらいじゃないか?
つまり、「この文節&単語の組み合わせ かな?」という候補が何
種類もあり、その中から、無矛盾な意味解釈が可能なものを選んで
いるだけじゃないか?
っつうのが 一般的な通説だった(である)。
そこで、音声認識する SPREX(同研究室の開発)なるシステ
ムで認識できた「文節&単語の羅列」の候補(集合)を、A.T.M.S.
(Assumption based Truth Maintenance System)に掛け、無矛盾な
意味解釈が可能なものを出力させるようにした。
そうしたら、言語認識率が 人間のように高まった。
ここで言う「人間のように」とは、人間のような 聞き間違え も
やってくれる...ことを指す。
<音声入力例題>
古池や かわず 飛び込む 水の音
<システム出力>
(第1候補) 古一軒家 買えず 飛び込む 水の音
(第2候補) 古池や かわず 飛び込む 水の音
# 現代川柳のようである。さすが、阪大 である。笑わせてくれる。
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吉田幸司 Dr.Eng. 1960.03.26生♂ Rh+O (株)ニコン
e-mail:yd@nikongw.nikon.co.jp 半導体露光装置第3設計部
tel:03-3773-8502 第3システムGr.
fax:03-3775-9042 知能システムR&D室