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[nikomat:12524] Re: [power sourc e]電源について
雄山 学人さん、こんばんは(こんにちは)。
> さて、正月明けにヘールボップ彗星の残した塵の流星雨をF4とデータバック
>MF-23でずぼらを決め込んで無人撮影したいと思います。場所はたぶん富士
>山の太郎坊あたりかなと思いますが、冷え込むと思いますので自分は車の中
>でのほほんのほほん。電源はどうしたらよいでしょうか?撮影データは、50mm
> f:1.4で2絞り、時間は30分でポータブル赤道儀使用(これは単2が4本で
>外付けですから発泡スチロールの箱にでも入れてカイロでも入れようかと思い
>ます)、12枚くらい、時間は午前零時から明るくなる頃までと思っています。
>アルカリ電池と、SR-44でもつでしょうか?単3型のニッケル水素蓄電池はど
>うでしょうか?
> 根性があったらF3でも、固定撮影で30分ごとに出てシャッターを切ろう
>かなと思います。
> 又、撮影に関するアドバイス等ありましたらよろしくお願いします。
アルカリ電池では、低音のため、あまり持たないと思います。やはり外部
電源で動かすのが良いでしょう。バッテリーパックMB−20を改造するのが
一番手軽かと思います(私もそうするつもりで、MB−20を購入してあり
ます)。
カメラはそのままで使うのでしたらちょっと値が張りますが、リチウム
電池を使うと確実に動いてくれます。ただし、リチウム電池は初期電圧が
高いので、運が悪いと内部回路を傷めるかもしれません。もしリチウム電池を
つかうのでしたら、詰めたらすぐにフィルム5−6本相当分のから写しを
行ったほうが良いでしょう。
もっと困るのがMF−23ですね。これも使う寸前に新品に入れ替えて
やっともつかどうかじゃないかと思います。データの写しこみをしないので
あれば、リモートターミナル(F4S,F4Eのばあい)を利用して、
これまた外部にタイマーICででもインターバルタイマーを作って付けた
ほうが良いと思います(私はF2でこうしていました)。F2オフのときに、
私の変なF2データバックをご覧になられたかたがいらっしゃると思います。
この撮影のために自作したものだったのです。
撮影自体について述べますと、30分露出は長すぎると思います。
まず、夜空が明るくなってしまっているということがひとつ。つぎに
富士山付近は風が強く、50ミリレンズであっても点像にするのが
難しくなってしまうことがふたつめです。
うまく流星が捉えられたときにも、数が写るようなら、きちんと出現
時刻等を押さえておけば学術的にも役に立つ可能性が高くなります。
つまり他地点の観測者との突き合わせによる軌道の決定等に使えることも
あるということですね。
こうした点からみますと、5分程度に押さえておいたほうがよろしい
のではないでしょうか。ちなみに私が「ふたご群」を夢中で撮影していた
ころは、カメラ5台(うち一台は「痕」またはスペクトル用)を4分撮影、
1分停止(次の撮影の準備)としていました。20年ほど前のことですが。
最近5年くらいは「お気楽お星見派」の
小林 時美 フジカラー現像所 (株)日本色彩 業務部
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