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[nikomat:12655] Re: [Clean up][mirror]



 kuriです。
At 15:55 1997.12.17 +0900, sinojima@wave.brl.ntt.co.jp wrote:
>しのじまさん:

>>  kuri:
>> エタノールでは蒸発が遅く、拭き痕と乾燥痕が少し残る。

>拭きムラですね。これをなくすのは、結構難しいです。どうしても気になる場
>合は、オリンパスで出しているEEクリーンっつうスプレータイプのものを使い
>ます。中味はシリコン系溶剤と書いてあるだけで詳細不明なのですが、これを

 ↑あ、これ最近評判いいみたいですね。
元々はSCなんかの業務用だったとか。
 
>>  決め手はクリーニング液にあるようですね。
>>  私はSCで「エタノール」と教わったのでそれを使ってます。
>私は、イソプロ+エーテルです。

 ↑先日この組み合わせを教えていただきましたが、エーテルの入手が難しい、と伺
ったので書かないでおきました。
#でもウチの会社の薬品庫にあるらしい。

>
>てらじまさん :
>
>> 私のNikomatFT(6日の持参したやつ)の、ミラーボックス部のモルトは
>> 自分で張り替えたのですが、ミラー下部に腐ったモルトの残骸(ベトベト)が
>> 付いているのです。
>
>これは、アルコールではとれませか?それでだめならアセトンかな、、、?
>それから上記のフキフキっす。

 あのー、アセトンだけはヤバいと思いますよ〜。
揮発性がバツグンにいいのは認めますが・・
塗料やゴム、プラスティックへの攻撃性がすごいですから。

エンプラ相手ならだいじょぶか?とお思いの方も多いかもしれないですが、
エンプラって大体熱可塑性樹脂ですよね。
 アセトン VS 熱可塑性樹脂とかゴムの組み合わせだと樹脂が膨潤(アセトン含んで
ブヨブヨになったり、ベトベトになる)しちゃいます。
 一回膨潤しちゃうと二度と元には戻りません。

#クルマの塗装にブレーキフルード垂らしちゃった状態に近い。

 アセトンに浸けても大丈夫なのは熱硬化性樹脂類か金属の生の表面くらいでは?

やっぱりEEクリーナーかアルコールなんかで少しづつ溶かして剥がすか、SCにかけ
込むのがよろしいかと思います。


 ベンジンは・・うーん、使ったことないですが、塗装への影響は大丈夫でしょうか?
 裏蓋周りの塗装は強いですが、ミラーボックスやファインダー内側の艶消し黒の塗
装は弱いみたいですよ。
 剥がれないまでも艶消しのはずが艶出ちゃったりするとみっともないし。

 アルコール VS ゴム では劣化したゴムにはダメみたいです。
白く変色したりクラック進行を加速する場合がありますね。

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 栗原 光春(Kurihara Mitsuharu)
   e-mail1:juria@da2.so-net.or.jp(自宅Mac)
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