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[nikomat:13215] Re: [f-length]
日浦@MHIです。
SATO Yoshiyuki <sato@cyg.fuji-ric.co.jp> wrote:
>> このあたりの話しは,レンズ関係の本ではなく,画像計測関係,
>> Computer Vision関係の書籍・論文にいろいろ出てます。
>そういう分野の本に出ているんですか。知りませんでした。
>三省堂、ブックマート徘徊ルートに編入することにいたします。
でも,分かりやすいいい本ってなかなかないんですよね〜。
兄じゃは学生に何読ませてる?Help!
>全ズーム域での歪曲収差の除去なんかは奇麗にできそうですね。
>(既にやられてるんでしょうね)
これは出来ますね。碁盤目状の物体を写して,プログラムで歪曲
収差の補正パラメータを自動的に決めるなんてことはよくやります。
>撮影距離が短くて鼻がでかく写るのなんかは補正できんもんかなぁ。
>画面全域に距離センサーが必要か?
ですね。距離データが分かってれば補正できる理屈ですが,
前にある物体に隠されて見えない領域の画像が必要になる
場合もありますから,物体の裏面まで含めた3次元の構造的
データが無いと一般的なものは出来ないですね。
出来上がる画像も,CGの世界ですね。
>ハーフミラーで分割して、一方から接線方向、他方で放射方向を抜きだし
>処理後合成して非点較差無しの画像なんてのどうだろう?
画像中心では非点格差がないので....2枚のCCDがそれぞれ湾曲していて,
とかいうなら出来るかも。
>> #謝辞にNikomat-MLも入れてもらわねば。
>Αρ影響は除去しておかなきゃ駄目よ。
>書評子に「優れた業績であるが、**な例示が多いのは何故だろうか」
>なんて言われんように。
この手の本や論文には処理のサンプル画像をよく載せるんですが,
こういうところにセンスが出ますね。
ある論文では,2つの玉の間に棒を置いた静物を撮影していて,
「あるサブリミナル的なサンプル画像」とかいうキャプションがついていたとか。
では
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日浦 亮太
三菱重工業(株) 高砂研究所 機器・自動化装置研究室
Ryota HIURA
Machinery Labo, Takasago R&D center,
Mitsubishi Heavy Industries, LTD. Japan
email to hiura@trdc.mhi.co.jp