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[nikomat:13319] shutter of FM2



八久保です、ふたたび。

 このメーリングリスト、過去1万3千以上のやりとりが
あることに驚き…。 すでに話題に上っている可能性は
濃厚ですが、前から疑問に思っていたことをいくつか。

 数年前、New FM2をオーバーホールに出した際、
ハニカム構造のシャッター幕がすっかり交換されてしまって、
のっぺらぼうのやつになっていました。 購入当初は、
1/4000秒とハニカム構造をだいぶ宣伝していた記憶が
あったのですが、ここ10年の技術革新?なのでしょうか。
…個人的にはあのパターンが気に入っていたので(別に
どうでもいいかもしれないけど)ちょっとショックでした。。

 もう一つ。 先日、研究室のニコンFの整理をしていて
気が付いたのですが、フォトミックファインダーの
「入らない」ボディーがあるんですね。 No.は6494113、
研究室にいくつかあるボディーの中では最も番号が古いです。
ちょうど、ファインダーのアイピースがボディーに当たる
あたりの部分、ボディー側に出っ張りがあってそれが
じゃましています。 アイレベルファインダーならば
問題ないのですが、、初期のものはアイレベルで使え、
ということなのか…。

 余談ですが、北大低温研の低温室(大部屋・
小部屋合わせて30室以上ある)には、Fやニコマートが
文字通りごろごろ転がっていて、大学院生になりたての
頃は「すっげー、あるところにはあるもんだ」と思いました。
が、最近はこうしたカメラを扱える人も少なく、
各研究室に一つずつあった暗室もどんどん取り壊されて
いるのが悲しいです。 研究者にとって、写真術の重要性は
今も昔も変わらないはずですから、きっとどんどん新しいシステムに
移行していっているのでしょう。 時代の流れ、を感じますね。

…最近のAFカメラの使い方が分からずうろたえる私は、
すでにその流れから取り残されたのかも知れない。。


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   八久保  晶弘    Akihiro HACHIKUBO
   北海道大学低温科学研究所 寒冷陸域科学部門 雪氷環境グループ
   Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University
       〒060 札幌市北区北19条西8丁目
       Tel    :011(706)5476     FAX   :011(706)7142
       E-mail :hachi@hhp2.lowtem.hokudai.ac.jp
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