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[nikomat:14454] Re: P no sekai ( Re: [M42 lens] Tessar 50/2.8)
よしだ っす。
In message <9802031120.AA15621@lynx.cyg.fuji-ric.co.jp>
"[nikomat:14425] Re: P no sekai ( Re: [M42 lens] Tessar 50/2.8) "
"SATO Yoshiyuki <sato@cyg.fuji-ric.co.jp>" wrote:
> > いや、M42という呼称もまた 日本ローカルでは?
> そうだったの?
> M42という言い方を知ったのは(ネジの世界では昔からすか?)
> 長徳氏が日本に帰って来たばかりの頃に寄稿していたカメラレビューの記事で、が
> 最初。なんの説明もなく、こう呼ぶのが現代風、欧州風、といった書き振りから
> 海の向こうでは、そうなっているのか、と思ってました。
もともと、ネジマウントものは、マウントアダプターの自作が楽勝
だからという理由で好まれていました。
フランジバックが長いのも そういう流用を考慮してのことかも知れ
ない?と考えるのは いきすぎか?
そういう自作加工が当然のように行われていたし、今だにそういう
レンズも中古市場に出回ってます。そういうときには きっちりと
ネジの呼び径である M42.0-P1.0 のほうが通りが良いでのでしょうね。
> 4年前くらいにfj.rec.photoでこの質問出したけど、明解な回答はなくて
> 「海外事情通」がはやらせた言葉、位に思ってたんですが、、、、
まず、Praktica と Praktina で 聞き分け難いということもあったでしょう。
プロ用としては、Praktina のほうが流通してましたが、後には(Nikon F
が出たため Praktinaは衰退。Praktica は生き残り)圧倒的に Prakticaの
ほうが 数は多かったでしょうしね。
ただし、Prakti の世界を見るに、Praktica, Praktina, なんとか(失念)が
あり、特に Praktica と なんとか は 同じM42でもフランジバックが
違うものです。確か、初代 Praktiflexか何かの Victor というレンズが
そうじゃなかったかしら?> ね? 石井さん(が送ってきた奴じゃない?)
# 同じ事は、Pentacon Six と P*****(これも失念)についても言えます。
さらに、厳密には M42.0 - P=0.75 という T2マウントも やはり M42なわけで、
そういう意味では M42.0 - P=0.75 だけをM42と言っている現在の日本の風潮は
正しくないです。
表記の厳密さに拘る欧州人が、こういう呼称を許しているとは思えませんので、
きっと欧州では、M42と言うと PC マウント、T2マウントなどの総称としている
のではないか? と 考えてしまうのですが、これはあくまで私個人の推測です。
> > 1960年の米国の本でも、PC:Praktica-mount,PK:Praktina-mount ...
> > という略号で通してまっせ。
> 最近ではどうですか?
少なくとも San Francisco あたりのカメラショーでは、M42 とは 言いま
せんし、通じませんでした。"Praktica/Pentax Screw" となっています。
英国のカメラ屋から DMで来る カタログでも Praktica/Pentax Screw" です。
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吉田幸司 Dr.Eng. 1960.03.26生♂ Rh+O (株)ニコン zip.140-8601
e-mail:yd@nikongw.nikon.co.jp 半導体露光装置第3設計部
tel:03-3773-8502 第3システムGr.
fax:03-3775-9042 知能システムR&D室