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[nikomat:14621] Re: nissin (Re: [YASHICA-FX2000s])



ひうら@きょうだいです。

> > 倍率には視度補正込みなので、これは無関係だと思います。
> > (視度補正レンズを変えた場合には当然変化してきますが)
> >
> > 画面の幅の半分は 18mm ですから、
> > 50mm レンズの半画角は、atan(18/50).
> > 
> > ここで倍率を A 視野率を B とすると、
> > 水平の見込み角は 2 * atan(A * B * 18/50)
> > となるのではないでしょうか。
>
> 視野率がBであれば、スクリーンの横半値幅はB*18になっている。
> そのスクリーンの接眼ルーペがつくる虚像が、実景のA倍の大きさに見えている
> ということは、ルーペが作る虚像の位置が撮影レンズからXmmとすると
> 虚像のおおきさはX*A*B*18/50。目からスクリーンまでの距離もほとんどXmm
> だと思えば、見込み角は  2*atan(X*A*B*18/50/X) = 2*atan(A*B*18/50)

はい、ここでいう倍率の A倍というのは、素で外を見たときに較べ
50mm レンズを付けたカメラで外を見たときに A倍という意味です。
実際のスクリーンがルーペによって?倍に見える、という(いわゆる
ルーペの倍率の)こととは関係ありません。
ですから「ルーペが作る虚像」とかを考えなくてもよいわけです。

倍率1倍 視野率 100% で 50mm レンズを覗いた場合を考えると、
これは 36cm * 24cm の枠を目から 50cm 離したところに置いた
ようにフレームが見えるわけです。

そこで視野率が B 倍(B 倍だけ枠が小さくなる)、倍率がA倍
(枠とその中に見える像が A倍に大きく見える)ということから
枠の幅は見かけ上 A * B * 36 になります。

というわけで

> 導出過程はこんなもんですか?
> #「ほとんどX」というのがちとあやしい?

ここでほとんど X というのも怪しくないと思っております。

> ----------------------------------------------------------
> カメラ毎日の昔(80年頃)の「別冊買い物情報」に当時の一癌レフの見込み角が
> 値だけのってたんですが、(千葉大の田村教授の調査)
> それによると、
> OM-1、2やペンタックスMX、MEが36度近辺の値。
> ニコンF2やキヤノンF1が30度強で、どっちも旧式とけなされてます。
> ニコンFE、FMが33度で、新しいだけあって良い値だ、と評されてます。
> 田村教授は、実験の結果から35〜6度が一番見易いようだと、書いてます。

アイピースの大きさとか眼鏡着用の有無とかでも変わってきそうですね。