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[nikomat:15470] Re: [Rou-Zuke]
まごめ@ちょっと懐かしい、です。
こやのさん:
>>いままで、疑問に思っていたのですが、
>>「ロウ付け」とか「ロウ付け半田」とか「半田」って何がどう違う
>>のでしょうか?
>>この際、ちょい教えてください。 よろしく。
>
>よく知りません。榎さんあたりが詳しいか?
>どうも、AとBの金属を接着するときに、別の金属を溶かしてABの
>間に流し込んでくっつける技法をロウ付けというみたいです。
>半田付けだって、半田ロウ付け、というのが正式名称のようです。
なるほど。
>半田は錫と鉛の合金で、183℃という低温で溶けるからよく使われ
>ます。他にも色々あって、銀ロウ(銀ベースの合金 680℃位で溶
>ける)、銅ロウ、真鍮ロウ、などがあります。
それで、結構融点の高いロウ付けが在るんですね。
>低い温度が良ければ、ロウとは呼びませんが、ウッド合金があります。
>低いのは20℃、高いのでは100℃位で溶けます。
>半導体用MBE装置ではガリウム(融点30℃)を基板の接着に使う
>ことがあります。ガリウムは低すぎるのでインジウム(156℃)を
>使うこともあります。
「ウッドメタル」って使ったことが在ります。大学の頃、圧電素子の
でかいの(30mm角位)に銀蒸着で電極を付け、それにリード線を
だすために、やったっす。
半田鏝だとすぐさま熔けるので、それを入れてあった、金属の缶に
鏝を付けてどろどろにしたことは言うまでも在りません。
どうも有り難う御座いました。
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