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[nikomat:15531] Re:[S_club][matuya]
ひうら@きょうだいです。
光永さん:
> F3にSB-22はいい組合せですか?相場程度なら急がないので欲しくはないです
> が(最初は高くてもいいから追加投資をしばらくはしたくない)。
残念ながら、よい組合わせではありません。TTL は使えません。
F3 の TTL 調光の制御プロトコル(というか電気的仕様)は
いわゆるホットシューで連動する他の Nikon とは違うので、単なる
接点形状の問題ではないそうです。使えるのは、SB-16A, 17 とかの
専用の足を持ったやつですね。
> 今手元には PanasonicのGN-25, ISO/100でF4, F5.6外部調光、フル発光のみ、
> バウンス可、ワイドアダプタで28mmまで(実際には24mm, サービスサイズなら
> 問題なさそう)というものがあります。あとはガンカップラーさえ買えばとり
> あえず使えますよね。
ということで、ほぼ同じ機能になりますね。
(SB-22 は、35mm GN25, ISO100 F4, F8外部調光、マニュアルの光量は
2段階、ワイドアダプタで 28mm まで、です。バウンスは上下のみ)
> TTLオートだと絞り値が任意になるのがメリットだと思いますが、それ以外に
> メリットあります?普段ストロボは使わない(上手に使えない)のでよくわかっ
> てないのですが、補正とかどこでするのでしょう。TTLはボディ側で測光する
> からボディの補正ダイヤルだったらF3はやりにくそうですよね。ストロボを外
> さないといけないから。
TTL のメリット、デメリット:
○レンズ画角に合わせて調光画角が変わる。望遠レンズを
使うとき影響大。同じく、画面外に人たかりなどがある場合も
それに影響されない。
○絞り値をストロボと合わせる必要がない。被写体が遠距離にある
時などは、絞りを1段開けたり出来るのが便利。(人間 GN?)
ミスも減る・・
○高感度フィルムを用いると、調光する距離が伸びる。
外部調光では、結局その分絞りを閉じなければならないので。
×調光補正が面倒。
×汎用性が低い。
でもあまり F3 で日中シンクロとかしないでしょうから、
そんなに補正することもない気もします。
ちなみに、ストロボ側の操作で、背景露出と独立に調光補正が出来るのは、
F4, F5, F90, F70, F-801 等と、 SB-24 以降の新しいストロボの
組み合わせのみです。たぶん。
# F-601系 のみ、ボディ側の設定により、背景露出と独立に調光補正が
# 出来ます。この場合、TTL 調光の出来るストロボであれば、どれでも
# 補正が可能です。後幕シンクロも同様。ストロボに関しては、
# 一番ヲタクです。
F3 って、フィルム感度は機械的に伝達されているんでしたっけ。
だとすると、そこいじればなんとかなるのかな・・
では。