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[nikomat:16037] Re: How to clean the oil on an aperture ?
よしだ っす。
In message <199803170002.AA160692938@wave.brl.ntt.co.jp>
"[nikomat:16032] Re: How to clean the oil on an aperture ?"
"sinojima@wave.brl.ntt.co.jp" wrote:
> > 余計に付けると 絞りに回るから 分解作業に 手抜きは 禁物。
>
> 絞りに油がまわって羽根の動きがしぶい場合は、どう直せばいいのでしょう?
絞り機構(羽根 1枚1枚も)を完全に バラす。
絞り羽根、羽根の同軸回転環 をベンジンに浸ける。
羽根の固定軸側(しばしば 鏡筒と一体)の表面をベンジンで
綺麗に拭き取る。
組み立てる。
> 羽根の油を拭くと当面は良いのですが、2〜3カ月するとまたどこからか油が
> 浮き出てきて、動きがしぶくなる。この繰り返しがおおいので、最近羽根に油が浮
> いてるレンズだけは、敬遠しているんですが、、、。
可動部だから、少しでも油が残っていれば、いずれ全体に廻ります。
> ひたすら、出たら拭く、の繰り返ししかないんですか?
「出たら拭く」=「手抜き」 → いずれ また 粘る → 時間の無駄
> あんましばらしたくないもんで、何か良い方策はないでしょうか?
# その気持ちが手抜きを呼ぶ。。。:-p
上記が 唯一の方法です。
他に良い方法が ないから 上記のように するんです。
やみくもに グリスアップされたレンズって たいてい そうなりますね。
特に最近のレンズ、グリスといっても 乾燥グリスを多用してますね。
こんな処に「あ、グリス切れだぁ」なんて グリス付けたら トンでも
無いことになりますね。
ydの修理鉄則:「元に復元できない作業はしない。」
つまり、油抜きできる自信が無いうちは 油を差すな っつうことです。
防御策のたたない兵器を 自ら使うのは 自爆の元です。
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Koji YOSHIDA Dr.Eng. <yd@nikongw.nikon.co.jp>
3-3rd System Designing Sect., IC Equipment Div., Nikon Corp.
1-6-3 Nishi-Ooi, Shinagawa-ku, Tokyo 140-8601 JAPAN
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