[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[nikomat:16948] Re: F-L Adaptor



ひうらです。

こやのさん:
> レーザーが物体にあって、それをレンズで結像させてすりガラスで
> 見るのは危ないんでしょうか?
> 
> #なんとなく、やばそうで、これを聞きたかったのよ。

人の瞳径はせいぜい 6mm。明るいとより閉じます。
レンズの開口面積はこれの100倍にもなりますから、
すりガラスの素性によるかも知れませんが危険な可能性は
あるでしょうね。レーザポインタのパワーは、通常の
拡散反射面からの反射を裸眼で観察したときに
過大にならないように上限が設計されていますから。
それに、ファインダ光学系等にもよるでしょう。

で結局、安全であることが実証できない限り、器具を用いて
レーザを見ることは避けるべき・・ということなんです。

> >はい、光が平行になったときが無限遠です。
> >
> >#逆に、平行光(=無限遠にある点光源)を作り出す装置を
> >#コリメータといいます。
> 
> NOAざんすね。

はい、ですから、
(危険なのでやってはいけませんけど)無限遠が調整された
超望遠レンズをつけたカメラを、その口径内に RF の両方の
窓が収まるようにしたとき、RF の後ろからレーザを入射して
カメラの像面にうまく結像すればいいわけですね。

普通は逆に、無限遠が調整されたカメラの焦点面にピンホールを
設け、その像が一致するように RF を調整するのでしょう。

#これをやるなら☆を用いても同じことですね。

---
しかし、僕が思うに、☆ほど理想的なものを使わなくても
いいと思います。基線長が 6cm なら、6cm なんてとても
見えないや・・ってぐらいの遠さの基準物体を使えば
いいわけです。

そういう意味で、いくら遠くても TV アンテナはだめ。
アンテナを構成する棒や、それを支えるマスト部の径は
6cm 以下でしょう。とすると、それは無限遠では一致
しないはずです。もし無限遠と見なせる距離にあれば、
それはほとんどかすんで見えないレベルだと思います。

カメラの基線長(有効基線長ではない)が分かっていれば、その
基線長と一致した直径の球を置く。この像が、ちょうど接する
ように調整するという方法もあります。
(上下のずれがないとして・・という条件があるので非現実的)