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[nikomat:17220] Re: Fisheye 8mm & 16mm
こやのさん:
FAX届きました、早速読みましたが、惜しい副学長を筑波大学は退官させて
しまったのですね〜〜〜!
「こんな懐古趣味の先生は回顧じゃ〜!」 となったのか?
それにしても、趣味があうんだなー。
「かねがねやってみたいと思っていたカメラの収集を始めた。工作仕上げの
きれいなモノ、独創的な動作機構に興味が在るので、1930年代のドイツ35mmカメラに、
一番気がそそられる。 手に持ってシャッターを切るときが恍惚の瞬間であるが、
手の中にピタリとおさまるライカは、まさに芸術品である。
その対極に位置するものが、精密機械とはかくあるべしと作られたツアイスの
カメラであり、重くなることにも、あるいは使用者の使い勝手にも無頓着であるが、
天下一品の機械である。
その極致が、コンタフレックスと呼ばれる35mm2眼レフで、・・・ 以下略。」
と、まあ、良く聞くお話ではありますが、良い副学長ではありませんか!
いいぞ! ヽ(^o^)丿\(^o^)/
>患者でも副学長になれるのか、患者なら副学長になれるのか、
>この大学。後者なら、高田センセイを副学長に、って^^
4病人がそれぞれ、大学の役職について、カメラ博物館や、懐古機械館を
開いておくんなまし。 ヽ(^o^)丿\(^o^)/
さらに、副学長はカメラの修理までを自分で手がけ、その仕組みに感動している!
しかし、マイスターの黄昏を、曰く、
「ドイツのカメラ産業に、最後の引導を渡したのは日本である。
イミテーションから始まったとはいえ、やはりわが国の作業者の質が高かったせい
であろう、初期は精密工作機械を輸入し、それを使いこなし、最後にはマイスターで
なくとも使いこなせる量産用の精密機械をつくるに至る道は長かったと思うが、
ロマンティックな時代はそれとともにさってしまった。
歯車の美のメカニカルな時限装置は、電子回路の味気ないブラックボックスに、心の
こもった金属仕上げ面はプラスティックのモールドにとって代わられた。」
「高価な芸術作品よりは、誰もが手に入れる事の出来るものが要求されのも時代の
流れである。消え去ったマイスターは、・・・中略・・・昔の剣の達人の伝説
さながらである。」
さて、快睡室としては、「かつて高価でわれわれの祖父や父の(なぜか男性名詞)手に
届かなかったモノをいまや中古と言う形で手に入れられる幸せを享受しようではないか!
さらに、我々自身が手を磨き、目を肥やしてかつてのマイスターに近づき、彼らの夢に
触れようではないか!」と宣伝する次第である。
そんなおおげさなことで、ないってか?
ないこん・けめら・きかくとしては、ないこん66きっとをつくりたいっすな!
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馬込 伸貴 ∈ (株)ニコン 精機・開発推進室(ZIP=140-8601)
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