[nikomat:22437] Isetan report

[Ken Iisaka <kiisaka@ms.com>]

伊勢丹初日の簡単な報告まで…

会社を５時半に抜け出し、６時に到着。あまり込んでいないし、出店していると
ころも例年通りでした。

早田師匠を捕まえおもむろにファインダプリズムが昇天したM３を渡す。すると
常連/弟子が数人群がり修理方法についての議論が始まる。紫外線硬化樹脂だと
やり直しが利かないとか、ニュートンリングを見て平面を出すとか、接着面をは
がすときには真空中で加熱するとか…完全に目が回ってしまいました。十月上旬
には復帰する予定だそうです。しかしあれほど見事にプリズムが剥離するのはあ
まりないのか常連/お弟子さんたちは「初めて見た」の繰り返しでした。

オカヤン登場。Mが気になる様子（と決め付けた。）７ｘ万台のM3のシャッター
音の囁きにしびれる。でも全て２５万以上で届かない。すると168Kの103万台の
があるではないか。角に傷などが多いがファインダもくっきり、コットンスコス
コも余響が残る。良いではないか。Elmar 50mm 1：2.8との組み合わせをオカヤ
ンに押し付けるが、ぐらぐらせず。ほろごん、P6などの重さで重心が低すぎるの
か。私はM3昇天後トロントで買ってきたWetzler M6と交換してもらおうかと悩
む。でも早田師匠はM6嫌いだそうなので怒らせないことにした。オカヤンにファ
インダの見え具合を比較してもらう。M3とM6を交互に見て「うーん」と唸る。M6
の明るさとフレームの明確さは最初手にしたときには好感が持てるが、いざ実際
に使ってみようかと思うとピンだしはM3のほうが確実に上。

ノックスフォトサービスにはしのごがズラリ。でも８ｘ１０は一台も置いていな
かったので安心。

F3菌を植え付けたSFの友人からメールがあり、F3HPと標準レンズに倒れることに
決まったそうだ。外観は擦れていても内部がしっかりしている実用品を日本で探
してくれとのこと。今晩交通会館で品定めを行うことになる。うっしっしっし
っ。