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[nikomat:23525] [camera] EM vs FG
高田です
EMでは無いがFGで復活したものは何かということですが、、
正解は「帯」です。
「帯」? なんじゃそれは?? だと思います。
「帯」とはボディの上下カバーと皮貼り部分との間にある
黒塗りの部分である。この部分が外観上の高級機の象徴で
あったらしい。実際、この部分の塗りは工数もかかり、外観
検査の対象となるため、ボディダイカストの良品率を下げる
原因ともなっていた。そこで、コスト優先のEMではこの
「帯」をなくし、プラスチック製の上下カバーにそれらしい
段差をもたせることにより代用させたいたのである。
その「帯」がニコンFGでは復活した。やはりEMより少し
でも高級感をもたせたかったのだろうか。
ただ、最近のニコンのAFではのきなみ「帯無し」となって
いるが、FM10とFE10に「帯」が残っている。時代と
共に高級機の基準も変わってきているようだ。
なお、遡るニコン史 の方は、特別仕様カメラ チタンとNASA
です。この連載は今回が最終回で、次回からは筆者と内容が
変更され、今度はレンズをテーマに取り上げるとか。
#ここで取り上げられたレンズが高騰するようなことがないように
#願いたいものです。
何故かオリンパスのクラブの方も会報で 名機と呼ばれたカメラの軌跡
というシリーズを今回から始めていますが、初回はオリンパスXAとな
っています。究極のカメラは「カメラを持たないカメラ」であるという
話など出ていて面白いです。
#OMレンズ価格改定のお知らせも出ています(11月1日より)。
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*高田 彰 Akira Takada takada@ipe.tsukuba.ac.jp*
*筑波大学臨床医学系 筑波大学附属病院医療情報部*
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