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[nikomat:24278] 増刊現像処理 その2
ども、印刷屋です。
行って参りました。乾さん、他諸先達のご指導を胸に刻み、
行って参りました。
まず、店長の最敬礼で出迎えられてしまいました。
店としては「受けた側が悪い」で徹底されてしまいましたので、
怒りの場を持って行きようが無くなってしまった。
で、解ったこと。
1 現在のフジのネガフィルムは設計上増感特性がなく、増感
した場合カラーバランスが極端に悪くなるおそれがある。
その為増感現像は受け付けていない
(*1 *2 *4)
2 フジの例外は800と1200のフィルムである。
この2種については応相談で若干の増感現像を行うことが
ある。 (*2)
3 減感現像も受け付けていない (*2)
4 増感現像は1段までなら対応する (*4)
5 増感現像をやめたのはフィルムベースがオレンジになって
から。10年くらいたつのではないか? (*1)
6 コダックは増感現像を受け付ける。他社フィルムでもOK
(*3)
7 通常受け付けられない要望の品は手を着けず返却する。
今回のケースは100パーセント現像所のミスである。
(*1)
(*1)担当現像所フジカラーサービス(江東)山下所長に電話で取材
(*2)五反田のフジカラーサービス(プロラボ)担当者氏に電話で取材
(*3)カメラのにっしん店長談
(*4)小城氏取材プロラボクリエイト
現像所側はミスを全面的に認め、ネガを回収。デジタル処理を含めた
対応にて出来る限りのリカバリーを約束しました。また、にっしんは
今回の諸費用を受け取りませんでした。
教訓。
1 原則ネガの増減感はできない。
2 どうしてもやりたければコダックを使い、コダックラボに出す。
しかし我々も人の子。rinさんの事例を出すまでもなく、感度設定を
誤ってしまうことも十分あり得ます。確かにネガカラーには2段近い
ラチュードの幅がありますが、その際の救済をも全く考慮しないフジ
カラーラボの対応には疑問が残りました。
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島村 隆一 (RYUIchi Shimamura) 7L1TTH
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