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[nikomat 877] CCD line sensor for AF
中野@愛知県長久手町にて勤務中です。
久しぶりの投稿です。
相変わらず細かい話になって恐縮ですが、
AF用のCCDラインセンサの密度とピント検出精度について
ふとした疑問がわきました。
先日、カタログを見ていて気付いたのですが、
F4やF801の時代にニコンはアドバンスAM200と名付けたCCDラインセンサを
使用していましたが、これは横一列に並べた100個のCCD素子を
使用していて、この頃の測距エリアはおおよそスポット測光エリア
の直径程度で3-4mmと思われます。
一方で、F90XではCAM246を使い、水平方向に86個、垂直方向に37個の素子が
並んでいることになります。ところが、AFエリアは横方向に7mmのワイドフォーカス
エリアです。
で、単純に考えるとフォーカスエリア1mm当たりのCCD素子数は、F90XではF4やF801時代
に比べて半分程度ということになると思います。
この違いは、AF精度にどの程度の差を生むのでしょうか?
もしかして、静物への合焦精度という意味ではF4やF801のほうが上とか??
また、F70Dでは、カタログ上のフォーカスエリアサイズは同じなのに、センサは
CAM274となり、すこしCCD素子が増えています。これは何の目的があったのでしょうか?
毎度質問ばかりで恐縮ですが、ご存知の方、ぜひお教え下さい。
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Toyota Central R&D Labs., Inc.
Mechanical Div. I
Michio Nakano
e-mail: michio@energy.tytlabs.co.jp
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