[nikomat 1070] Re: 小型亀裸研究会

[Koji YOSHIDA <yd@nikongw.nikon.co.jp>]

よしだ っす。

In message <199901240309.MAA24470@ml.asahi-net.or.jp>
  at Sun, 24 Jan 1999 12:10:48 +0900 (JST)
  "[nikomat 1066] Re: 小型亀裸研究会" 
  takada@ipe.tsukuba.ac.jp (takada) wrote : 
 > ＃最近（Ｆ１００が出てから）ニコンのＡＦ機は中古でもさっぱり売れない
 > ＃（または価格が下落しているようです）。４０１Ｘと競合する物件には６０１
 > ＃の新品同様（３３Ｋ程度でだいぶ出てくる）だそうです。買うのは外国人
 > ＃の人だそうで、結構値段にはシビアとのことで、１８Ｋ程度で売れるかどうか
 > ＃だそうです。なにかバカらしいので引き取ってきました。

銀座〜横浜では、昨年秋頃には すでに 下落してました。
Ｆ８０１ｓが下落しないのは、基本性能（側光やシャッター）が現行機
と変わらないため、少なくとも動体を撮る人以外には 人気が変わってい
ないからでしょう。
Ｆ６０１も あまり影響を受けていないようです。

去年の夏頃、銀座のミヤマで Ｆ５０すら 新品同様が ２５Ｋ円でした。
この時点で、Ｆ４０１ｘ（新品）は 標準ズーム付が ２５Ｋ円でした。

＃ これらは 当然 半年保証付です。

原因は、Ｆ７０の新品が 結構安いこと、Ｆ６０のせいで Ｆ５０の新品
売れ残りが これまた 結構安いこと。そのせいで、Ｆ５０の中古が せい
ぜい２７Ｋ円どまりであること。が 挙げられるでしょう。

横浜では、Ｆ６０１は ３０Ｋ円が 上限です。
先週見た １５Ｋ円のＦ６０１は 安すぎて恐かった(^^;;ですが、特に
使い込んだふうでもなく、程度：上 でした。

それでもＦ４０１系は、Ｆ４０１ｘだけが 辛うじて商品価値があると
思います。Ｆ４０１や Ｆ４０１ｓだと友達に売るにも売れません。
だって、不具合が出て、ストロボ直すだけでも１０Ｋ円は かかってし
まうし、かと言って１０Ｋ円超 では 売れないし。。。
したがって Ｆ４０１やＦ４０１ｓは、もう「直す価値のないカメラ」に
なってます。

＃ ストロボ内蔵カメラは、ある日 突然 ストロボトラブルに逢う
＃ 可能性がありますので、新品同様と言えど、古い機種だと、その
＃ ぶんのリスクが加味されて 相場が安くなります。
＃ これは 中古ストロボが 一定時期を過ぎると 相場下落するのと
＃ 一緒です。こういうのがあるので、中古ストロボに保証を付ける
＃ 店は ありませんよね。

私も タダで貰ったＦ４０１、一昨年 ストロボが突然オダブツになり
１２Ｋ円ほど掛けて直し、なんか 却って損した気分になりました。

＃ Ｆ５０１のほうが Ｆ４０１より下落しないのは ストロボ内蔵して
＃ いないせいもあるでしょう。

リセールバリューは、
(1)メカカメラ
(2)電子カメラ
(3)ＡＦカメラ
(4)ストロボ内蔵カメラ
の順です。

＃ 一般に、(3)と(4)は 明確に 分けられています。

ＡＦカメラの場合、一番多い「保証期間内トラブル」は 内臓ストロボの
トラブル です。その発生頻度によるリスクが 相場に反映されます。
特に廉価機だと、ユーザーが単体ストロボを持っておらず、しかも暗い
ズームを用いているため、内臓ストロボ使用頻度が高くなります。
したがって、当初は 明確に (3)と(4)を分けてなかったのかも知れません
が、トラブル発生頻度から、自然とそういうカテゴリー分類は生じてしまう
でしょう。

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Koji YOSHIDA   <yd@nikongw.nikon.co.jp>
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