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[nikomat 1147] Re: CCD line sensor for AF



日浦@MHIです。

あにじゃ:
>粒子がきっちり揃っていて、なおかつ綺麗に配列されているような
>フィルムだと、ミリ 30本のレンズのほうが、ミリ 150本のレンズより
>素直で美しい絵になるはずです。なぜなら、被写体にミリ 150本
>程度となるような細かい信号があったとき、これがミリ30本で標本化
>されると、ノイズになってしまうからです。
>エイリアシングノイズといいます。

モアレ現象というのがわかりやすいのかな。

>一般に解像度の低いレンズは、ローパスフィルタの働きを
>持ちますが、収差によってはいろいろデコボコが生じます。
>これはいかん・・ということで、高解像度のレンズと LPF なんて
>いうことをやってしまう Nikon は恐るべき凝り性的企業と
>呼べるでしょう ^^;

光学ローパスフィルタは別に目新しいものではないと思います。
ソニーのカード型カラーCCDカメラのオプションにも出ています。
他のデジカメに入っているかどうかは知りません。

>参考(ニコンの企業文化):
>  http://www.nikon.co.jp/main/jpn/society/rhnc02f4.htm
>    (COOLPIX 900/910):
>  http://www.nikon.co.jp/main/jpn/society/tr6-e900j.htm

F4買う構えだな^^

>で、写真フィルムはどうなんか・・というと、こいつは
>「ランダムサンプリング」なんですよね。粒子がランダムに
>並んでいます。

ランダムだから周期的な模様を写してモアレにならないのがいいところ
ですね。
古谷野さんの話しですが,チャートの縞縞だったら縞の延長方向に
ランダムに並んだ複数の粒子のおかげで情報量が増えて,粒子の
間隔より細かな縞でも見えそうですね。
面積でサンプリング数が稼げるわけっすね。

粒子のざらざらと,たとえばコンクリート打ち面のざらざらが一緒に
なって効果が出ることもあるし,肌のざらざらが妙に強調された
ようになって見苦しいこともあるし,高解像度のレンズが実際の写真で
是と出るか否と出るかはむずかしいところっすね。