[nikomat 1324] Re:Bessa-L

[HIURA Shinsaku <shinsaku@vision.kuee.kyoto-u.ac.jp>]

ひうらです。

＃ 今日は出すぎ？

> > 位相差を検出する２本のラインセンサは同時に露光して
> > 同時に読み出されるので、問題ないと思います。
> 光は早いというのを忘れていた(^_^;

光が早い、というよりも・・
露光時間の長さの問題でしょうかね。

＃対象からの光の到着は同時ですから。

> オートストロボ制御（外部測光が始まった頃）というのも、最初に聞いた時には、
> 間に合うのかいなと思ったもんでした。

私も、よく回路が追い付くもんだと思いましたが、
1/1000 秒って、電気の世界では悠久の時間・・

この間に数十万回、掛け算する回路だってありますしね。


> > でも、いわゆる電子シャッターのタイミングが完全に
> > そろっていれば、最初から「ぶれた絵」に対して
> >  AF しているのと同じなので、問題ないと思います。
> テクスチャ不足ではあっても
> 問題なく合焦するということですね。

まったく不足してしまわなければ・・

> 回転がめちゃくちゃ早くなって、
> 肉眼ではもう灰色状態にしか見えなくても光は早い？
> うーむ、まだ疑問が残るな。
> センサーが無コントラストな状態と認識するほどの回転速度って、
> それでもあるんじゃないのかな？

はい、有り得ます。

結局、回転している物体を、短い時間、撮影しているわけなんです。
時間をずらすのではなく、場所をずらして、同時に２枚。

で、その２枚の、左右方向のずれを見て、ピントを出します。

ですから、例えば、この撮影の露光時間の間に、対象が１回転
してしまったら（で、その対象が BMW のマークみたいなの
だったら）、対象は完全に灰色になって写ります。

それだともう、どうしようもありません。

実際の露光時間がどれぐらいなのかは、知りませんが、
短くしすぎると感度が落ちるので、・・
（シーンの明るさで、変えているのではないかと思います）

では。