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[nikomat 1621] Re: Screw Thread (2)



丹後屋の旦那:

>で、その論文が出たあと、ピッチが違うというのを指摘され、
>1mmでないのは気付いていたが、それは製造誤差であり、当時まさかインチネジを使って
>いるとは、思いもしなかったのだった、というような落ちがついていたような、、

たぶん、”引っかかったぁ!!”と草場の陰でバルナックが大喜び
したことでしょう。
yd師が仰るようにアチコチで寝ながら考えたとすれば、、、、

1)Meyerみたいに互換レンズを作る奴は当然出てくるに違いない。
  独逸だからミリねじと思いこんでいるだろうから、大雑把
  に測ってP=1.0と思いこみ、まさかインチねじとは思うまい。
2)おそらく互換亀裸・レンズはP=1.0で来るだろう。
3)ウチのレンズはP=1.0だから全ての互換亀裸にはまる。
4)ウチのボディはインチねじだから互換レンズはゼッタイに
  填らない。
5)ざまぁ〜みろ〜!

こういう陰険なマウントだったのではないでしょうか??
朝カメの11月号・Dr.小倉のページにキヤノンの御手洗氏が
ミノルタαマウントをレンズメーカーを排除するexclusive 
mountと絶賛したと書いてあります。バルナックだって
カメラ設計者ですから同じ事を考えたと思います。

しかも、yd師が指摘なさった以下のことは全て実現しております。
>「マウントの決定」っつうのは、「どれだけの相手と合体可能か?」
>っつう 男のロマン ですので、そりゃぁ もう ありとあらゆる可能性
>を 眠らず(寝た かも知れないが (^^))に考えた ことでしょう!!

ライツレンズ(♂)はどんな互換ボディ(♀)とも合体可能。
ライツボディ(♀)は何処の互換レンズ(♂)とも合体不能。
いわば♂は浮気自由なくせに♀には貞操を求める、十字軍の
騎士を思い出すようなマウントですな。さすがヨーロッパ。
一方、M42マウントは社会主義が香りますね。

#こういう機械モノは設計者の心の動き・考え方を推理できるから
#おもしろいですね。だから私は古い亀裸が好き。

これを検証するには・・・・
1)丹後屋旦那や山田さんにライツLレンズを沢山用意してもらう。
2)たなべさんに国産Lマウントレンズをいろいろ揃えてもらう。
3)yd師に全てのピッチを測ってもらう。(やっぱり道具があったのね。^^)
ですね。

#クラカメあたりに記事が書けるか・・・・

こやの長文堂