丹後屋す 新宿の小田急美術館で開かれているドゥェイン・マイケルズの回顧展 を見てきました。(今月末まで) 会場の略歴パネルで、1958年から写真家として活動しているのを知り 思っていた以上に古い人だったことに驚きました。 (私は1969年に彼を知った。自分より、せいぜい数年程度の年上かと思っていた) 展示は編年体でおこなわれており、1958年の最初の写真は、Argus C3で 撮られたことが書かれてあります。 40年の間に製作された写真が、一貫した印象を与えているのには感動を 覚えます。特に、1965年から1975年にかけて撮られている、欧米の著名 美術家のポートレートは、その対象となっている美術家の作品をすら彷 彿とさせる傑作群です。彼の写真作りの作風が見事に対象にはまってい るのが素晴らしい。