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[nikomat 3014] [-yota][SL & Renketuki] Renketsu




宮崎っす。


ついついこだわってしまふ...

おはようございますのやあまださん:

>>> 出発のとき、かなりショックが来るんで、あんまり好きではなかっ
>>> たですが。
>>
>> えーと、このショックですが、SL固有の物ではないんです。
>
>  最近は、乗ったことがないので知らないのですが、
>  客車形式の寝台列車なんかだと体験できますね。
>  ときどき、これで目を覚ますこともあります。
>#機関車付け替えのときかも。

確かに客車の寝台列車でもショックがありますが(と言っても乗ったこと
無いです、何時も座席車...)、これは私が書いた「連結器間の隙間」
が原因ではない奴だと思います。

機関車でも電車でも客車でも、連結器の胴受けのところには、でかいコイ
ルスプリングが入ってまして、これで連結方向のショックを或る程度緩衝
します。

自動密着連結器を使っている筈の寝台列車でのショックは、このスプリン
グで押さえきれなかったモノだと思います。


きたむら〜@ダイジェストさんが、[nikomat 2831] で記述されている、

>> 出発のとき、かなりショックが来るんで、あんまり好きではなかった
>> ですが。
>
> あれはびっくりしました。先頭車両からガンガンガンと音がするので
> 最初は何事が起こったのかなと思いました。

こっちの「ガンガンガン」というのは、大きな音がしてガクンと強いショックが
来ます。昔の、手で開けられるタイプの客車(青色か茶色)は全てこれです。

比較的遅く(つーても昭和60年頃まで)まで見られたのは、東北本線(北部)/
磐越西線/山陰本線/常磐線(北部)等です。10両ぐらいの長い列車ですと良く
分かりますが、発車を知らせる機関車のホイッスルがなると(鳴らさない場合もあ
り)、機関車に近い客車から1両ずつ引き出される感じで動き出します。

同時に音が列車の前の方から「ガン・ガン・ガン」と自分の乗っている列車まで
次第に近づいて来て、自分の乗っている客車の所へ来ると、ガクンと車両が動き
出します。この時結構強いショックがあります。

長い列車の編成最後尾に乗り、手動ドアを開けっ放しにして見ていると良く分か
りました。で、このショックと音の原因は、連結器と連結器との間の数センチず
つの隙間なのです。

この隙間を完璧でないまでも埋めてショックを少なくしたのが、自動密着連結器
でして自動連結器との互換性はあった(?)と思います(少なくとも機関車とは
連結できる)。今の寝台列車や、高速貨物用貨車・ディーゼルカーはこれの筈で
す。


> 会社の近所に梅小路蒸気機関車館というのがありまして、そこで毎日3回5分

京都でしたか、いいとこにお住まいで。。
梅小路も久しく行ってません。


> 位のミニ乗車がありまして、最終回(確か午後3時頃)が終わったあと格納庫(?)
> にしまうときに、転車台に載せてぐるぐるまわしてます。
> でも、今まであまり興味が無かったので見るだけでした。
>
> 昨日ヘキサーで撮った写真が出来てきました。
> 写真をみると、機関車は C571(だったかな?)です。
>
> 運転手は梅小路でミニ乗車の運転をしていたおじさんです。
> (奥さんと子供が行った時の写真で確認、梅小路はC622と金ツバメマーク
> があった様に思います。)

今からちょうど30年ぐらい前、このC622は北海道でツバメマークを着けて
(今は砲金製の本物のマークは外されて、別保管されてる筈)走ってました。
函館〜小樽間を、急行列車を引いて一日一往復です。
若き日の煙管プロが、今も現役の NikomatFT と NikonF で撮影していたんですね
。


再び、やまださん:

>> 転車台に載せるときの音がまたいいんですよ。
>>
>> うーん、これは分かりません。
>> 何のどんな音なんですか?
>
>  先台車が転車台に載るときというかぶつかるときというか。
>  ずずぅ〜ん、と、深い音なのですが、ビデオで撮った
> 音を聞くと、ガシャガシャンと、軽く騒々しい音なん
> でちょっとがっかりです。

雰囲気がいまいちなのは、「地面が少し揺れる」と言うのがないからかもしれ
ません。機関区構内などで、本線用の大型蒸気機関車がすぐ脇を通る時は、
レールがぎりぎり軋んで地面が少し揺れますから。


             (株)リコー  秦野事業所 宮崎 昭彦
               E-mail:amiyazaki@nts.ricoh.co.jp