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[nikomat 3224] Re: Repair the corroded prism.
清水@三菱化学です
Masahiro Ishii <mishii@pi.titech.ac.jp> : wrote
>> 似たような方法で、薄くなったハーフミラーは修復できない
>> ものでしょうか?
銀膜が薄くしか付いていない場合には、透けて向こう側が見えます
から、浸液時間を短くするなどしてハーフミラーを作るのは、不可能
ではないのでしょうけども、透過率を目的の数値に合わせるのは、
至難の業だと思います。
今回の条件での銀鏡反応は比較的ゆっくりと進みます(その方が
密なミラーができるのでは?と、考えました。溶液に NaOH を少し
入れると反応は格段に速くなります)ので、超アバウトに、膜の付着を
見ながら「えいや」で引き上げれば幾分か透過するミラーを作ることは
できるでしょうが、実用にはなりませんよね?溶液の濃度/温度を管理
して、時間と付着率のデータをとって、時間で制御…大がかりすぎ…
それに、銀膜をそのままにしておくと経時的に酸化しますよね?
何か透明なものでコートしなければダメでしょうし… 単純なミラー
よりも格段にハードルは高そうです。
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三菱化学 鹿島事業所
清水宏祐
kosuke@rc.m-kagaku.co.jp