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[nikomat 3565] Re.life c
ひうら@きょうだいです。
東京行きの新幹線車中から携帯電話端末で返事を書いています。
最近、キヤノンとか、マミヤは「エコガラス」とかいって、
鉛を使わない硝材を使ったレンズを出していますね。
でも、こういうのって性能低下は無いのか心配です。
ちゃんと工場の排水管理や回収ルートを確立するという
方向が本当はいいですよね。
希土類元素も将来不足すると言われていることだし、
そういう方向を模索するメーカーもあっていいかなと。
(硝材から製品まで一貫生産しているニコンに期待!)
・・って、環境大国ドイツのメーカーはどうなんでしょうね。
企業風土からしてツアイスなんかは進んでいるかも?
では
==== 以下、元メール ====>丹後屋す
>
>数日前の話題にISOが出てましたが、同じくISOマネジメントシリーズに
>ISO14040シリーズというのがあって、工業製品の環境負荷算定に関する規格
>になってます。
>
>製品の揺籠から墓場まで、原料採掘から、部品製造、組立、輸送、販売、
>使用、廃棄の全過程における環境負荷物質の排出の総量を、一台あたりの
>量として求め、同じ機能をもった複数の製品について、どちらが、環境負荷
>の観点からみたときに優秀か、を判断する指標として使ったり、或は、
>全過程のなかで、環境負荷を考えた改良できる工程は何かを決定(戦略的にですけど)
>するために使ったりするものです。
>
>これをカメラに当てはめると、ボディ、レンズを構成する、各種の金属、プラスティック、
>樹脂、鉱物資源の採掘段階、原料輸送段階、部品製造段階、組み立て段階、
>出荷・販売段階、使用段階、廃棄段階のそれぞれにおいて、細かに見ていくことに
>なるのです。当然各段階における使うエネルギー製造のLCAや、
>使用段階での電池やフィルムのLCAも予め必要になります。
>
>LCAにおいては、比較するものの機能を揃えるという操作が必要になります。
>ですから、カメラの機能というよりも、例えば、「一枚の写真を得る」という
>機能のもとで、どこのメーカーのカメラ、このメーカーのフィルム、
>現像プリント処理どこで、等をトータルして、一番環境負荷がすくない選択は何か
>などという判断になるのかもしれません。
>
>さて、そんなLCAを既に実施したメーカーはあるんでしょうか?
>