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[nikomat 3848] Re: Repair the corroded prism.
高田@古いメール整理中だが、原理には弱い です
<199903081326.WAA47600@ml.asahi-net.or.jp>の記事において
ykawa@olive.ocn.ne.jpさんは書きました。
>> 川口です。
>> >高田です
>> >>> >硝酸銀をスティック状にしたものを、口のなかにできたアフタ(びらん)
>> >>> >の治療用に使います。押しつけるわけですが、その部分が焼けます。
>> >>> >その後に生食をかけて洗います。
>> >>>
>> >>> 黒く、というかこげ茶色になりませんか。
>> >
>> >アフタの場合は白くなりますね(蛋白質が凝固した色?)
>> >長く押しつけていると黒くなるかも(炭になった色?) :-)
>>
>> この反応は、
>>
>> AgNO3+NaCl(汗など)->AgCl(塩化銀)+NaNO3
>> AgCl+hν->Ag(金属銀、黒色)+Cl-
>>
>> でしょう。後半は焼き出し印画と同じ反応。
なるほど。
>> 銀の殺菌作用を期待しているのでしょうか?
多分アフタ(びらん または潰瘍)面を凝固させてしまうのでしょう。
先日腹痛、発熱、下痢という患者さんがおられて、入院して点滴受けてました。
レントゲン技師さんのお母さんということもあり、念入りに検査したのですが、
ちょっと検査値に異常があってCTスキャンを撮影しました。そしたら、
大腸が造影剤を飲んだように描出されていました(造影剤は飲んでいない)。
どうも下痢を止めるための薬が造影剤のようになっているようで、単純写真でも
大腸がしっかり写ってました。おやまあという感じでした(大学病院だと下痢の
ために治療を受けるというような患者さんは少ないので、あまりこういことは
経験したことありませんでした)。
#今度止痢剤を水に溶いてレントゲン写真を撮影してみよう。
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*高田 彰 Akira Takada takada@ipe.tsukuba.ac.jp*
*筑波大学臨床医学系 筑波大学附属病院医療情報部*
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