[nikomat 5999] F finder compatability solved

[Shin SUGIYAMA <ssugiya@biol1.bio.nagoya-u.ac.jp>]

すぎやま　です
　以前Ebayで購入したF用黒アイレベルファインダー（旧型：四角アイピース枠）が
Nikonマークの黒Fボディー（もともとFtnがついていた）にしっかりロックされない
ことを報告しました。外れることはないのですが、ファインダーのアイピース側の固
定ピンがボディー側の可動鍵爪にかかっておらず、アイピース側を持ち上げると2-3
ミリ浮き上がるのです。大西さんがいうのには、時代の違うbody/finderの不適合は
よくあることで、kogakuマークボディーを買うべきである。いい口実ができたと思い
、その気になってましたが手ごろなものはなかなかみつかりません。
　そこで方針を変え、勇気を出して固定ピン削ってみることにしました。このピンは
棒状で（うんと古いのは違うらしいけど）、上面が水平に削られていて鍵爪にかかる
ようになっています。肉眼での観察ですが、アイレベルとFTnの固定ピンを比較する
と、ぼくのアイレベルの上面の削り込み方がFTnに比べて少なく見え、これが不適合
の原因だと考えられます（このことも以前書きました）。そこで周辺部に普通のセロ
テープを貼って保護し、普通の両刃すり込みヤスリで少し削ってみました。金属粉が
少し落ちたぐらいの削りかたで、取りあえずはめてみたら驚いたことに綺麗に装着さ
れ、スクリーンを抜いてマウント側から見て鍵爪にかかているのが見えます。本当に
少しか削ってないので、問題の誤差は僅かだったようです。この方法が一般的に勧め
られるかどうか判りませんが、今回はうまく行きました。
　嬉しくって、昨日は市立美術館（Hundertwasser展）に持参して娘を撮影しました
。同行した知人は自分の研究室で実体鏡を沢山購入した時におまけでもらったleica
mini（35/3.5 elmar）を持ってきていました。