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[nikomat 12930] Multi AF & Kyuumenshuusa
中野@愛知県長久手町で働いてます。
毎度細かいネタで恐縮です。
本日は、F5以降のニコンの多点AFとDタイプ以外のレンズの
相性の問題について教えていただきたいのです。
97年の6月〜7月に類似の議論がされているようで、これは読みました。
F5以降のAFでは、Dタイプ以外の一部のレンズではAF機構が合焦と
判断しても、マット面ではピントのスレが認識されることがあり、これが
球面収差などの理由によるとします。一方で、F90系列などF5発売前の
AF機では、同じレンズを使ってもこのようなピントのズレは認識されない
ことがほとんどです。
そこで、
・F5より前に発売されたAF機では、球面収差によるピント面のズレが
影響し難い構造である
ということが考えられます。
そこで、F5やF100のAFシステムの絵をカタログなどで見てみると、
なにやらセパレータレンズが内と外の二重に見えるような書き方です。
一方、これらのAFシステムでは、低輝度用の粗いCCD素子が
通常用の細かいCCDの側に配置されています。
で、勝手に想像したのが、
・F5やF100のAFシステムでは、セパレータレンズは通常用と低輝度用の
二種類のCCDに光束を分離しする。そのとき、通常用は二重の内側を
使い、低輝度用には外の広い面積を使っている。
・セパレータレンズの内側の狭い部分を使う通常用のCCDには、例えばF5.6付近
の光束しか到達しないので、球面収差の大きい条件では絞り開放で得られる
最良ピント位置に対する補正をしないといけない。
という理屈です。
F90系列などでは、セパレータレンズが二重構造になっているような絵がない
ので、もう少し広い範囲の光束を使っているのかもしれず球面収差によるピントの
ズレが発生し難いということはないでしょうか?
ご存知の方があれば、お教えください。
私はとんでもない勘違いをしているかもしれません。
F80のカタログにも、F5やF100と同様の非Dタイプレンズに関する注意があった
ので、とうとう残ったのはF90XとF60Dかと思うとともに、どうしてもこの辺の理由
が知りたいと思いまして、、、、、。(プロネアSもOKかな?)
しかし、F80に低輝度用のCCDがあるのでしょうか?なかったら上記の理屈は
間違いなのかもしれません。
あぁ、それにF5やF100の上下のセンサには低輝度用がないのにセパレータレンズ
は二重に見えるような書き方だし、、、、、本当にとんでもない勘違いをしているかも
しれないですね、わたしは。