[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[nikomat 18998] Re: nikomat V1 #1285
松下です。
ずっと前から気になってるんですが、
[nikomat 18911]At 5:35 PM 01.1.22 +0900, mkawashima.14@a5.mnx.ne.jp wrote:
>川島です。
>
>[18907]:
>>> (ところで、ミトコンドリアもDNAをもっていて、人間では女系遺伝子のみが
>>> 伝わると知ったのはつい最近のTVでした。細胞核だけにあると思っていた。)
>>はい、それでミトコンドリアのDNAはあまり変わらずに遺伝するので、
>>それを使って人類の発祥地を探ろうとした仕事がありました。
>
>アフリカの一人の女性に収束するとかと言う話ですね。
これは私も昔のサイエンスで読みました。しかしこれは不思議な話です。
遺伝子のルーツがこの一人の女性であることは、今生きている人の全て
の人の先祖ってことですよね?
すると、その女性は突然生まれて、偶然他の動物と生殖可能な資質を持
って生まれて生き抜いてしまったか、または同時に男性も生殖可能な資
質をその女性が生きている間に変化して無事子供が産まれてしまった。
今西進化論では、そういう偶然が比較的あちこちで同時発生したことに
なるという話だそうですが。
で、その女性が話していた言語は、どうして世界へ広がるにつれてこう
も多種多様になってしまったのでしょうか? やはり今西流に同時発生
していたのではないでしょうか。それとも文法構造が変わるほどに時間
が流れてしまっただけなのでしょうか? 時間だけの問題とすると、言
葉というのは、住む場所が決めてしまうようなものなのでしょうか。場
所の一体どこにそのような性質があるのでしょうか。そもそも人間の持
つ言語ってのはもっとメタなものがあって、我々はそこから派生する言
語を使うよう運命づけられているんでしょうか? 最近微弱な脳波を受
信して、脳波と意味付けのマッピングがそろそろでき上がったというよ
うな話も聞きますが、本当は音声によらずとも相互理解できるようなも
のが誰にも備わっているんじゃないか、、
アフリカからスペインにかけては、聖母マリアは黒人であることが多い
と聞きます。実際、バルセロナ近郊にある格式の有るモンセラートでは
木彫の黒い肌のマリアが祭壇に祭られている。これなんか、意味深。
と、悩みは尽きない、、
---
松下 健治