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[nikomat 19511] Re: variations of Summicron M
ひうらっす.
> > 6群7枚のズミクロン50mmが、
> > まっ黄色のレンズということですが、これはこの時代のみ
> > 使われた硝材のためということなんでしょうか?
>
>「カラー撮影」という前提がなかったのでしょうか?
>#カラーフィルムが出来たのは、いつ??
ズミクロンは 1953 年ですから,余裕でカラーフィルムは
存在すると思います.
ちょっと,コダックのサイトで調べてみると,
コダクロームは 1935年,コダカラー 1942年だそうです.
ちなみに,総天然色の映画「風とともに去りぬ」
(Gone with the wind) は,1939年.
ズミクロンは,コーティングが普及してから間が無いので,
色を合わせるという技術が無かったのに,12も空気界面がある
(ゾナー系の倍),その上,4つの凸レンズのうち3つに
LaK9 という新種ガラス(これは,戦中・戦後に開発された
もので,当初は溶解が難しかった)を使っていて,これが
黄色く着色しやすい.
ということでしょうか.
硝材的,設計自由度的には収差がなくて当然というような
贅沢さですね.
ゾナーにはノンコートもあるけど,ズミクロンでノンコートは
成り立たないでしょうね.
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日浦 慎作 Shinsaku HIURA
大阪大学大学院 基礎工学研究科
システム人間系専攻 システム科学分野
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