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[nikomat 20496] Hit-on report
たかなしです。
ひうらさん、小城さん:
> 銀座OFFの時にも話されてましたが,ヒットオンに行かれる
> んですよね.私も東京に住んでいたら,ごいっしょしたかった
> ところです.
ということで、日曜に行って参りましたので、簡単にレポートします。
一言で言うと、
・とても楽しく、快適に、満足できるプリントを得られた
でした(^^)
「ネガを持参するだけでオッケー」の触れこみどおり、現像液・停止液・定着
液・印画紙などの準備をしておいてくれ、即プリントができます。
今回は、光沢がないプリントが欲しかったため、自分で Ilford Multigrade IV RC
Deluxe Satin、Ilford Multigrade FB Warmtone Mattを持参しました。
私はプリント自体が初めてだったので、一連のプロセスをフォローしてくれる、
サポート(別料金)をお願いしました。
始めに、自分の作品を見てもらい、狙っている方向と、今までのモノクロプリン
トに対する不満を伝えました。
ダースト 805BW、シュナイダーコンポノン 80/4 を用意してもらい、いざ暗室へ。
セーフライトって初めてだったんですが、目が慣れると結構色々な物が見えます。
コの字型に、引き伸ばし機、現像バット、停止バット、定着バット、水洗場と並
んでいます。(http://www.hit-on.co.jp/rental/mitorizu.htm)
そしてネガのセット、マルチグレード用フィルタのセット、タイマーの使い方、
ピントの合わせ方、イーゼルマスクの使い方などを教わり、2号フィルタを入れ、
試し焼きをしました。これで露光秒数を決定し、00号〜5号までのフィルタを一
通り使い、キャビネサイズで計12枚焼いてみました。
タイマーで厳密に露光時間を管理できるので、作業はとても楽でした。
その後、テスト焼き以外に RC 六つ切りを6枚、バライタ六つ切りを5枚程度焼き
ました。
都合四時間弱でしたが、初めてにしては楽に作業が出来、結果も満足しています。
水洗とフラットニングをお願いしているのでまだ試し焼きのバライタしか見てい
ませんが、バライタって凄い! なんと表現したらいいのか難しいのですが、深み
があるというか、立体感があるというか、見慣れていたRCとは全然違うんですね。
ちなみに、機材は LPL などのカタログに載っているものばかりでした。上手く
組み合わせて使っているという感じでしょうか。
準備、片付けの手間を考えると、一時間1000円はリーズナブルです。
小林社長も、根っからプリントが好きなようで、色々親身になって相談にのって
くれます。自身の腕を試す意味で、真っ黒に露光したプリントを作り、現像や定
着ムラがないかチェックしているそうです。(かなり難しいらしい)
# 小城さん、ありがとうございます。
# 今回は余裕がなかったので、印画紙は使いませんでした。
近々、またプリントしにいきます。
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Tomosuke Takanashi [高梨 智介] NTT Data Corp, R&D Headquarters
E-mail: takanash@rd.nttdata.co.jp