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[nikomat 20693] Bessa T's range finder
佐藤です
昼休みの本屋巡りで、アサヒカメラと日本カメラの4月号を立ち読みしてきましたが、
どちらもBessaTとFM3Aを大きく取り上げてました。
BessaTにはちょっと期待していたことがあったのですが、
気付いた限りでは実装されてなさそうでちょっと残念。
どんな機能か、というと
ビトマティックIIaなどのファインダーについている、
瞳が光軸上にあるかどうかを簡単に示すインディケータ機能です。
バルナックライカやニコンのもそうですが、瞳を移動させると
二重像の合致が崩れます。
ニコンRFは一眼式なので、自然と画面中心で距離計像を見ることになり
あまり気になりませんが、
バルナック型では、
まず距離合わせの対象がビューファインダー中心部に位置するようにカメラを振り、
それから、カメラを動かさないように気を付けて、瞳をRF接眼部に移動して
その状態で距離合わせを行います。
ビューファインダー中央で見た被写体が
距離計の二重像部に入るように距離計を覗くことで、瞳がRFの光軸上に載ります。
ビトマティックIIaでは、アルバタ枠の中心に星があって、
これが見えなくなるように(あれ?見えるようにだったかな)ファインダーを覗くと、
その位置が光軸上になるようになってます。
ベッサTにもそんな仕掛けがあるかな、っと
折角1.5倍の望遠鏡がしつらえてあるのですから、ちょっと期待したのでした。
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佐藤能行(株)富士総合研究所 社会基盤研究部
TEL 03-5281-5291 FAX 03-5281-3457