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[nikomat 20706] Leica SLR
丹後屋す
アサヒカメラと日本カメラに囲まれて
今月は若干影の薄かった(私の頭の中でね)写真工業を見たら、
結構な量のライカSLR、ライカレンズ、シーベルの修理体制の話が載ってました。
面白かったのは高野栄一さんのライカレンズの話。
設計者の目で見た仮借ない話が面白い。
3人のカメラマンのRレンズの話は、いまだ芸談の域には達してないと見た。
シーベルのライカ修理の話は、
数年前にシーベルのカウンターで直接聞いたことと大分違っているので
驚きました。近年のライカブームで体制を一新したのかもしれない。
が、体質はどうか?
また、機種ごとの得手不得手はあるだろうし、
いかにシュミット時代にライツの講習を受けたベテランを揃えたといえ、
ライカ社のカメラがその技に応えてくれる精度、造りである保証はない。
ソルムスのライカ社の対応もタコな例を身近に見てるし、
写真工業の記事が100%鵜呑みにはできないな、と思ってます。
記事の中で、おっ、と思ったのは、
IIIg以前のライカに関しては、
シャッター幕と距離計のハーフミラーは交換部品がある、という記事。
以前、シャッター幕の在庫はドイツでも切れた、
という話を日暮里や、銀座で何遍か聞いていたので、
再生産したのかもしれませんね。
OHの値段を見ると、I〜IIIgは工賃55K、部品代25K、計80K(超)とあるのは
わがニコンS系のOH代と比べても、同程度かな。
ま、シーベルに関しては、Rズミクロン50の3カム化改造のときは、
きちんと満足行く結果を出してもらいましたが、
M6やRボディでもそうだとは限らない。
も少し、いろいろな評判を聞いてみたいところです。
#アサヒカメラの目次に踊る赤城氏の名前はちと鬱とおしいかなぁ、、、
#新製品紹介記事の切り口がちょっとマンネリ