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[nikomat 20824] DRY-CABI



長浜です。
おはようございます。

防湿庫の件ではお世話になりました。
皆さんのアドバイスを参考にしまして、トーリハンのドライキャビ
HD−110Bを購入しました。

早速、手持ちの機材を入れると既にほとんど余裕がありません。
このことは計算していたので、購入時にもう一つ大きいサイズにするか
悩みましたが、これが今後の機材購入の歯止めの一つになった方がよいと
考えて、このサイズにしました。
これでも世間一般(もちろん家人も)からみると十分大きいので、
少し機材のリストラが必要かも。

東洋リビングのオートドライとドライキャビを比較すると
次の二つの点で大きく異なっていました。

一つ目は、ドライユニットで、オートドライの方が小型なので
同クラスの寸法の防湿庫ならオートドライの方が有効容量が大きくなります。
ドライキャビは、下部のトレーの奥にユニットが設置されていますが、
その部分が標準レンズ付き一眼レフ二台分ほどの大きなデットスペースに
なってしまっています。少しでも機材を多く収納したい人は、この点が
ポイントになると思いました。

二つ目は、全体的な作りこみで、少し割高になっていますが、
ドライキャビのほうが作りが良いです。特にドライキャビの棚は、
スチール製でしっかりしていますしクッションシートも上質で、
丁寧に貼られていて機材に傷が付きにくいように配慮されています。
オートドライもオプションを追加すると改善できますが、
その分値段も上がるし悩むところです。

ドライキャビ、オートドライのそれぞれに長所と欠点がありますが、
防湿自体の性能には差がないので、最後は値段と好みで選ぶことに
なるようです。
私の場合は、全体的な作りで決めましたが、新しいオートドライで
追加されたブティックのショーケースのようなグランドミラーが
気に入らなかったのもマイナスポイントでした。
機材を見せたい人には良いのでしょうが、私には邪魔に思えました。
ユーザーからの要望だそうですが、オプション設定でよいと思います
ので標準装備には少し疑問です。
防湿庫のような熟成された製品では、大きな改良は難しいのでしょうが、
それでもメーカーは新製品を出し続けなければならないので、
製品価格を維持するための苦肉の策のように感じました。
私も製品開発に携わっていますので、その辺りの苦労は理解できます。