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[nikomat 21092] Re: nikomat V1 #1444



高田@愚者 っす

>    賢者は真実を発見して喜び、
>    愚者は誤りを発見して喜ぶ。

しばらく書いてなかった旅のエピソードでも書きましょう。

野球といえば大リーグですね。

#シアトルマリナーズは延長14回だか15回まで踏ん張ったが負けて
#しまいましたね、今日は。昨日の試合では、4月の最多セーブを佐々木
#が記録したし、球団も4月の最多勝利の記録を作ったのではないかな。

実は今日もあまりに天気がいいので、サンフランシスコ・ジャイアンツの試合を
見に行ってしまいました。先週の日曜日も見たのだった、、、、。

ハウスキーピングのおばさんの声によって起こされる。

#ホテルに「起こさないでください」という札があるのですが、こいつの必要性を
#今回の旅行ではずいぶんと感じさせられましたね。

外を見るとスゲー天気良い。飯坂さんによると午前中は霧が多く、午後になって晴れる
というのがサンフランシスコの(夏の?)天候のパターンなのだそうですが、朝から快晴。
テレビをつけると、テレビでもサンフランシスコはスゲー天気良いと言っている。本当は
いろいろな整理をしないといけないところなのだが、この天気で外に出ないというのは
神様に申し訳ないということで、外出決定する。ゴールデンブリッジは既に見たので、
野球を見に行くことにする(500ミリのミラーレンズで遊ぶにはもってこいだし)。先週は
切符が売り切れたので、この天気では切符が売り切れるであろうということで、さっそく
でかけることにする(といっても11時過ぎている)。食事してから行こうかと思ったが、
どうせ球場で何か食べることになるので、とりあえず球場に行くことにする(結果的には
正解でした)。ホテルの前から電車に乗る(ミニュ MINU という)。

電車がいやに混んでいる。やはり球場に向かう人が沢山いるのだ。球場前の駅で降りる
と既に「切符をオレに売ってくれ」とか「切符を買わないかい」という交渉をしている人が
沢山いる。切符売り場には結構長い列ができているのでそこに並ぶ。あらかじめ予約し
てあり、当日球場で切符をもらうことにしている人は will call  という列にならぶ。
売り場に近づいてきた頃に、球場の人があと100枚しかチケットが無いと叫んでいる。
後ろのおじさんが「オレ達は100人以内にいるだろうぜ」とつぶやいていたが、おじさん
あんたは甘かった。さらに売り場に近づくと、16ドルのチケットがあと18枚残っているだけ
になったという(ヤバイ)。売り場は3つの受付があるのだが、私の番になって真ん中の
受付が空いた。「残ってるのを1枚くれ」「あんたで最後の切符だわ」「そりゃよかった」。
さっき100人以内だろうと言っていたおじさんは隣の受付で、「切符は9ドルの立ち見し
か残ってないわ」といわれて逆上してましたです。

ということで、席は確保できたが、当然スタンドの高くて遠い席になった。やはりここから
では野球は面白くない。先週はネット裏のかぶりつきで見ていた。あとで野球の番組を
見ていたら、このかぶりつきの席は外野方向からのカメラの視野に入っていた(一番長い
時間中継される画面ですな)。45ドルと16ドルの差は大きい。

今日の試合はサミー・ソーサが本塁打を打ったりしてシカゴ・カブスの圧勝(11−2)。
500ミリにレンズでソーサを狙うが、ちょっと遠すぎるので途中から勝手に球場内を移
動して、座席係りのおばさんの制止を振り切って写真撮影する。 :-(

ソーサが偉いのは、彼がバッターボックスに入ると明らかな地元ジャイアンツファンも
拍手すること。それにホームラン打ったら、ジャイアンツファンも喜ぶこと。これは人徳か。
デトロイトの球場では相手側のスター選手には容赦のないブーイングを浴びせていたが、
サンフランシスコの人たちはそういうことはしないようだ。

#見方の投手がふがいないと(9回表に連打された)、2死になってもブーイングして
#ピッチャーの交替を要求する(実際に交替になった)のもすごいですね。

試合が終わると、12歳以下の子供はグラウンド(ベースを一回り)を走ることが許され
るので、沢山の子供が走っていた。空には飛行船が飛んでいたり、複葉機に広告を
引っ張らせて飛ばしたり、なかなか楽しいです。

ファウルボールを捕球するのも客の見せ場になっていますが(うまく捕球するとテレビで
繰り返して放送されたりすることもある)、今日はうまく捕球できなかったおじさんが、
球場全体からのブーイングでめげました(ブーイングを浴びてしょぼくれるお父さんを娘
が慰めていた)。

#私はポップコーンの入ったカップをひっくり返して(まだゼンゼン食べてなかった)、
#周囲をポップコーンだらけにしてブーイングでした。