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[nikomat 21829] Re: nikomat V1 #1512
山下です。
三脚の件、色々な情報、有り難うございます。
吉田さん;
> (3) 三脚は重ければ重いほうが良い。(← これは真理です。
> 「光の鉛筆」に写真・測定器協会でのテストについて詳しく
> 書いてあるし、mgmさんもこのテストに関与してたはず )
> そのため、カーボンと言えどマスを稼ぐためにセンターポール
> 下に何かをぶら下げる必要があります。
「三脚は重ければ重い方が良い。」というのは、殺し文句の様な説得力が有ります。
カメラ屋で、ジッツォのカーボン三脚を見た時、センターポールにフックが付いてい
たのですが、あれは重りを下げるための物だったのですね.....。
> という事から、「万能では無いのね(;_;)」っつーことで辞めました。
なるほど、決して万能ではないんですね。
ボクは天体写真を撮ったりもするのですが、カメラ用三脚を使うのは、いわゆる星野
撮影の場合です。望遠での星野撮影はあまりやりませんが、カーボン三脚は風に吹か
れたりすると弱そうなので、このテの用途には従来のアルミの方が良いかもしれない
ですね。
> で、結局、軽くて頑丈なアルミに走りました。
> (a) Husky Quick-Set 3段
> 耐荷重 6-8kg? 重量 3.7kg
> (b) Husky ショートスタビー(4段ショート)
> 耐荷重 6-8kg? 重量 3.2kg?
> (c) Gitzo 1220(3段) or 1226(4段) に、マグ雲台を付ける
> 雲台として、G1275M(自由雲台) または、 G1270M や G1370M(平3way)を
> 付ければ、耐荷重 5〜6kg 重量 2.6〜3.0kg
>
> で、(c) において、G1226 に Velbon PH-263(マグ自由雲台)あたりを
> 付ければ 耐荷重 5kg で、総重量 2.5kgなので、
> Velbon カルマーニュ 460 とか、Gitzo 1228 あたりの カーボンと比べて
> あまり重いとは感じないと思います。
ふむふむ、雲台を含めて、トータルの重量で考えろ、ということですね。
なるほど、なるほど。
日浦さん;
> ただ,やはり,耐荷重ギリギリというのはよくないですね.
ボクが購入を考えていたカーボン三脚は、Manfrotto(Borgen)の、3443という3段モ
ノで、耐荷重は約5.9Kg、自重量1.54Kgです。僕の機材も3kgを超えることは無いの
で、まあ、倍の耐荷重性能があれば良いかな....と、思っとりました。
ちなみに、アメリカでは理由は定かでは有りませんが、Borgenの三脚を使ってる人が
多い様な気がします。デザインはかっこいいです。
>> 06/20に、「日本カメラ」から、写真用グッズの本が出ましたね。
>> あれは面白いです。
面白そうですね、ボクもそういう本は大好きです。今度帰国したら是非、探してみま
す。
宮崎さん;
実際に使用している方の貴重な御意見ですね。
>> (1) 「山と渓谷」の記事から、、、
>> アルミ以上に 寒さに弱い(凍てつき易い)らしい
>> (真偽のほどは未確認)
>
> 雑誌のライターの方が、どの機種でどれほどの温度で試され
> たか解らないのですが、−20度ぐらいでは全く問題はありま
> せん。ここのところ暖冬が続いていて、最低気温も−20度位
> が多かった年末年始ですが、今回は久々の−30度コースで
> した。それでも特に問題は起こっていませんでした(人間のが
> 壊れた)。
>
> このぐらいの温度ですと、持ち運ぶ時は厚めの革手袋をして
> いますし、カメラを操作する時でも、軍手はしていますので張り
> 付く事はありません。素手で脚にさわると言うことは殆どない
> のですが、鉄製よりも冷えにくいと思いますので、さわってもくっ
> かないと思います(さわってもちべたくない)。これには、他に
> も湿度とか色々条件があるようです。
手触り的には、カーボンの方が暖かく感じますもんねー。
けど、ボクは-20度にもなるような所には行かないかも....。
>> (2) 割れ易いので、取扱い注意
>
> 私の扱いですが、散々壊してきたカメラ(過去ログ参照)以上
> に三脚は荒く扱っています。旅行の往復でも、デニムの特製ケー
> スに入れただけで預かり荷物にして流すことの方が多いですし
> (さすがに裸では流しませんが)、撮影現場でもそれなりに荒
> く扱っています(小山に登る時は、杖代わりに使うことも多い)。
> 現地で車で移動の際にも足下に置いて、「足蹴」にしていたり
> します。
>
> それでもカーボンの脚自体が壊れるということはありませんで
> した。普通に扱う限り、割れると言うことはまずないと思います。
けっこう丈夫、という御意見ですね。そういえば、カーボンパイプって、ラケットや、
ゴルフクラブなんかにも使われてますもんね。限界を超えると一気に砕け散るけど、
限界事体はけっこう高い、ということなんですかね〜。
> 軽いというのは大変素晴らしいです。
> 雲台を取った脚を、何も知らない友人に投げると、受け取った本
> 人は大概びっくりします。
ボクもカメラ屋でびっくりしました。
> 以下、これは私の奴だけでしょうけど...
>
> 脚の締め付けリングを操作しているうちに、カーボン素材と締め
> 付けのプラスチック部品との間の接着剤が剥がれてきて、空回
> りしたり抜けてしまうことがおきました(購入後半年以内)。
>
> 「これって、修理対象だよなあ」と思い、並行輸入元のフジヤに
> 電話したら、
>
> 「並行輸入品の三脚には保証はありません。お客さん、だいいち
> 三脚なんて壊れませんから」
>
> とつれない返事。
>
> 「それが壊れたんだって〜」
>
> と言っても駄目でした。
>
> 仕方なく自分でバラして古い接着剤を落とし、脚を付け直しまし
> たが、ある程度使っているとまた剥離してきます。そんなこんな
> で、4段式三脚の合計9カ所のうち、7カ所ぐらいは剥がれてき
> て、自分で直しました。瞬間接着剤も色々タイプがあるようです
> が、何度も剥がれてしまうので最近はゴム系とかも使って試し
> ています。
>
> 剥離して付け直す場合、カッターナイフでカーボン脚に付いた古
> い接着剤を剥がすのですが、剥がす方向をカーボンの繊維方向
> (?)と同じ方向にして強く刃を当てたら、鰹節のようにカーボン
> が削り出されてしまいました。そういうモノみたいです。やりすぎ
> ると細くなってしまうので、気を付けましょう(普通はやらないと
> 思いますが)。
>
> 接着部分が剥がれるのは、寒冷地に持って行くのが一つの原
> 因かもしれませんが、初期のジッツオカーボンには接着剤不良
> があったと聞いておりますので、私のはそれに該当するのかも
> しれません。
>
> → もしかして「寒さに弱い」って、この事なのかも。
>
> あと、馬鹿力で締めるのもいけないでしょうね(だって馬鹿だから)。
>
> 余り参考になりませんが、これくらいで。
とんでもありません、すっごく参考になります。色んな方の御意見を伺っていると、
強度の問題とは、カーボンシャフト事体の問題では無くて、ジョイント部等の加工処
理方法、設計、等に問題がある場合が多いのかな、という気がして来ました。「ねじ
れに弱い」と指摘された方も居られましたが、これも同様な分類だと思います。
岡田さん;
> カーボン三脚の話で盛り上がっていますが、Gitzo がベンボウみたいなスタイ
> ルのカーボン三脚を出すようです。
> http://www.gitzo.com/news/details.php3?newsid=3
> http://www.mapgroup.co.jp/mapcamera/news/200106/gitzo/explolorer.html
かっちょい〜ですね〜。
けどなんでアルミとカーボンとで重量差がほとんどないんだろ?
どうも有り難うございました。