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[nikomat 21890] Re: darkroom equipment
ひうらです.
EL-NIKKOR は,50mmF4, 75mm F4N, 80mm F5.6 と持っていましたが,
ようやく 50mm F2.8N をゲットしました.
これで多階調でもピントがよくなるか??
私は手抜きが好きなので,やっぱりイルフォードです.
バライタは,乾燥もそうですが,液のキャリーオーバーが
多いのも好きではないのです.
マスコは,先日yd氏が紹介された「写真用品本」
>06/20に、「日本カメラ」から、写真用グッズの本が出ましたね。
>あれは面白いです。
に,開発秘話などが載っていましたね.「マスコ」は,奥様の
名前だそうです.奥様のお金(財産)にも手をつけて開発したとか・・
私の場合,パターソン system4 を使っています.
ただ,中判がうまく巻き込めなくなることがあり(途中で詰まる)
困っていました.
で,実は疋田さんからナイコールタイプを譲っていただきまして,
(135 が6本出来るサイズのもの)練習していました.
ただ,あのサイズのタンクは,ちょっと,中型のダークバッグでは
きびしいですね.
その後,暗室がつかえるようになったので,今は,昼間でも,
巻き込みはこの暗室の中でダークバックなしで出来るようになりました.
するとパターソンでもスルスルと巻ける・・
どうやら,湿度が上がってくると,フィルムのすべりが悪くなり,
うまく巻き込めないようです.ダークバッグ内はすぐに湿度が
高くなりますからね.
中判はベースが薄く,幅が広いので,引っかかりだすとまったく
ダメになります.
で,ナイコールのほうですが,あまりこれまで使ったことが
なかったのですが,一度フィルムを入れてから向きを変えたときに,
リール等の重み・衝撃で蓋が開いたことがあって,それ以来使うのを
ためらってしまっています.私は撮影ペースは低いので,
もうちょっと小さいものを買おうと思っています.
・・・で,現像ムラですが,こういうことを言うと「わかってないだけ」
とバカにされそうですが,今のところパターソンで,まったく問題を
感じていません.マスコもそうだと思うんですが,パターソンも,真中
の軸の内側からまず底へ液が入って,それから液位があがってくるのが
良いそうです(と何かにかいてあった)
パターソンの現行型は,軸で強力に攪拌できますし,蓋をして倒立で
攪拌も出来ます.また,一度倒立にすると,次に正立させたときに,また
軸の内部から液が流れる動きになるので,うまく攪拌されるようです.
(内蓋が,ロウト状になっているため)
液を入れてから30秒ぐらい連続攪拌しますが,このときには軸で思い切り
グリグリと攪拌して気泡を取って,あとは蓋をして,30秒ごとに軽く
倒立攪拌する方法でやっています.
あと,パターソンは,液を入れてから液温が確認できるのが良いです.
私は手を抜いて,前浴しませんが,液を入れてから30秒連続攪拌し,
その後軸のところに温度計を入れて温度を確認して,それで現像時間を
若干,調整するようにしています.
パターソンは,プラスティック製ですので,前浴しなくても,温度は
それほど大きく変わりませんし,現像開始時と終了時でも,それほど
大きく温度は変わりません.
まあ,ナイコールでやられるように,前浴したり,あと,現像時に
一定水温にくぐらせて温度を保つという方法も使えますので,
同じことだと思っています.
あと,口が大きく広がっていますので,どんな容器からでも,ロウト
を使わずドバッと液が入れられるのも良いですね.
>でも、MaSuKoタンク、買って仕組みを見て、付属の説明書を読むだけで
>かなり参考になりました。
>今まではLPLのタンクで、液を一杯いれて、リールが動くことで現像を
>勧めていましたが、確かにこの方法だと思いっきりカルマン渦ができて
>マズい気がします。
液は,一杯に入れると良くないそうですね.攪拌が進みませんので.
リールが浸る分+αぐらいが良いと思っています.
ただこの液量がわからないのも,ナイコールの欠点なんですよね.
ちなみに「ミノックス専用タンク」もなかなかよく出来ています.
というか,アイデア賞ものですね.
では
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日浦 慎作 Shinsaku HIURA
大阪大学大学院 基礎工学研究科
システム人間系専攻 システム科学分野
〒560-8531 豊中市待兼山町 1-3
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