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[nikomat 23205] Re: variations of Summicron M
高田@七倒れ八転び です
この頃にウイルスに感染していたのかなあ。
#この直前に R virus というサブジェクトのメッセージもあるが、
#内容は車の話だった。
<200102081523.AAA19264@ml.asahi-net.or.jp>の記事において
tkoyano@mbd.sphere.ne.jpさんは書きました。
>> 長文堂でござい
>>
>> 佐藤さん:)
>> > 普通に売られていたズミクロンは
>> >
>> > Lは、沈胴前期、沈胴後期、固定 の3種で、後2者のレンズ自体は、同じもの。
>> >
>> > 沈胴前期はIIIfの初期にあるだけです。
>> > で、L用は皆6群7枚です。
>>
>> L沈胴前期の前に*マーク付きズミターってのがあって、
>> 沈胴前期のズミクロンと中身が同じらしいです。
>> 沈胴前期でもトリウム硝子を使った奴とそうでない奴が
>> あるらしいです。
>>
>> > 写りの差は、6群7枚は逆光に弱いし黄色いしで、カラーで使うに分には
>> > コーティングの差なんてあってなきが如し(だと思う)。
>>
>> ネガで撮るとラボで補正できないくらい真っ黄色です。
>>
>> > ただし、モノクロで使ったときの解像力の高さは特筆ものでしょう。
>> > 一先ず撮影してあとからプリントをルーペで眺めて、
>> > そこに何があったか、細部はどうかを確認する、
>> > そんな使い方の出来るレンズです。
>>
>> まさにその通り。微粒子フィルムを使うと引伸機や引伸レ
>> ンズの性能試験になる。プリントするときネガの何処を生
>> かして何処を諦めるか考えないとイケナイほど。
>> 但し、古いだけにレンズの状態が悪いと光線状態によって
>> は抜けが悪くてモノクロでも困ります。
>>
>> > 殆どスパイレンズっすね。(初期のRズミクロン50も凄いッすよ。
>> > こっちは、カラーバランスも良いし、ボケも奇麗だし
>> > ズミクロンこれ1本というなら、初期R50/2)
>>
>> Rズミクロンは初期の先細型(S−6)と現行に至るフィルター
>> E55の2種があります。先細の初期は色味が?なものもありま
>> すが真っ黄色ということはないようです。先細も後期は色はOK
>> という意見を聞いたことがあります。真鍮鏡筒だから重い。
>> E55は軽くてカラーバランスも良いが、先細のように唸る写り
>> ではないように思います。向き不向きがあるのかも。
>> 同じE55の50粍ならRズミルックスの方がずっと良い。
>> 値段が倍違うのも頷ける。
>>
>> > M4-2時代の4群6枚のズミクロンは発色はニュートラルで描写も素直です。
>> > 6群7枚時代のボケの汚さが無い分、個性がないというか、普通のレンズです。
>>
>> 色もボケも良く、解像度も十二分に高く、軽くて小さい私の愛用
>> 品です。これの中古が6万弱で、固定鏡筒の真っ黄色が10万越
>> えるってのが信じられない。LあるいはMズミクロンの50から
>> 一本選ぶならこれ、と思ってます。
>>
>> > 5群7枚のは知りません。
>>
>> おなぢく。
>>
>> どのモデルでも、ズミクロンはx60ルーペで楽しめる安心の銘
>> 柄です。M型もR型も、レンズの性能を生かすためにブレの発生
>> を極力避ける設計になっているのが大きなプラスです。
>> その結果、ルーペで見えているのは機材ではなく、実は自分の限
>> 界である、という鏡みたいなレンズです。
>>
>> #ライカには鏡みたいなレンズが色々あってね、、、、(自粛)
>>
>> うまく撮れなかったとき、機材やラボのせいにできないってのは
>> 責任の所在が明確で精神衛生に良いというか、修行になります。
>> その反面、自分の写真は単なる道楽の筈なのに息苦しくなること
>> もあります。でも、そういうライカレンズが大好きです。だから
>> ハッセルは当分お預け。
>>
>> #倒れるだけが修行ではない。。
>>
>>
>>