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[nikomat 24665] Re: [-yota] Yabu



丹後屋す

山口さん:
> そばネタに耐えきれず、今日は仕事場の近くにある「浜町藪」で昼食。
最近は、昼の8割は蕎麦で、きょうもまつやにいってきました。
普段は、常連らしき酒飲みが座っている、一番奥の奥の席しか空いてなくて、
給仕の店員さん(女中さんといっていいのかな?)の慌しい動きが
ちょっと目に煩かった。
しかし、その所作振る舞い、洗練されているというべきか、
あの狭いところで7人が、かすかな声で遣り取りをしながら
ぶつかるとか、他の動きを妨げるとかが一切なく、
じつにキビキビと動き回ってます。
たまにはあの席も面白い。

> >わたしはまつや派でした。神田藪はどうも..(^_^;)。まつやの裏にあるいしい
> >(だったと思う)も高いけどうまいらしいです。
いや、うまいですよ。ほんと。
ちょっとふっくらとした感じの茶蕎麦で、つゆもキリリとして旨いです。

> どなたかのご意見のとおり、神田藪は観光っぽい雰囲気です。
帳場に座って、注文を調理場に伝える女主人の声は、
江戸行商の掛け声と一脈通じる面白さがあります。

未だに意味を理解していないのですが、
「セイロつき3杯なんちゃらかんちゃらお二人さ〜ん」とかなんとか、
ちょっと甲高い節回しで歌うように伝えます。

あの、なんとかつき*杯なんちゃらかんちゃら、
という言い方の文法をどなたか教えてください。
頭ん中で勘定するのだが、数が合わない、
なんであれで注文が通っているのか?

数寄話ついでに、
2−3年前にここで話題になった祇園の御茶屋遊びを解説した本が
文春新書205で出ています。
相原恭子「京都舞妓と芸妓の奥座敷」